イ-29)哲学 - 創ⓓ称号に見る

(記2021/4/16)

大正天皇の「大正」は諡号(しごう)・諡(おくりな)・贈り名で、大正時代を懐かしむ想いが籠められたのでしょうけれど、大正天皇が女性の地位を挙げたことを想えば、あぶく(泡)には優しいお人柄が偲ばれてなりません。あぶくにとっては「大正」という名前を輝かせた尊いお方なのです!尊称は買うものでなくて御自らが輝かせてこそ意味があると思っています。死んで東照大権現の名前を手に入れた家康も功績があって、あぶくは東照大権現の称号でなく「家康」の名前に価値を感じてる!


尊称・称号を欲しがる人は多くいて、劇画の世界でも敬称が重視されてるのでないかしら?閣下・将軍・猊下など凄そうな名前に憬れる人が多いから劇画の世界でも敬称が幅を利かせているのです。それも分からないではないけれど、ターザンって凄いじゃない?ピーターパンって凄いよね?ロビンフッド、ウイリアムテル、日本なら浮浪雲とか、実在の人物ではナポレオンやジャンヌ・ダルクとかキング牧師、ほかにもいっぱいゐるよね。みんな名前が輝いて尊称になっているのでないかしら?


あぶくが今旅してる工女・匠さまはあぶくのなかで輝いている。彼女の俳句が上手だから褒めてらっしゃる方がいっぱいいらっしゃるのは嬉しく想ってるの‥思いは人それぞれだもの。称号を受けられて初めて世間に知られている人は多いのだもの。世間の評価をみてからファンになるしか仕方なかったのだもの。役職や社会的な地位や世間の評判で評価されることが多いけれど、世界的には実績で評価される歴史が続いてきたと思うのね。実績者の名前が輝いていて敬われている西洋文化!?


哲学は世評を無視しないけれど、根拠を重視する文化‥そのことが分かると世界にない日本文化を活かせる場面がきっと沢山見えてくるのでないかしら‥。日本人が築いてきた文化は独特ですから世界のドコにも引けを取らない。あぶくにはそう思えるのですけれど。

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