イ-3)第三芸術/宮澤賢治⑵

(追記2021/4/7)

第二芸術…ステレオタイプ


(記2021/3/19)

(直前の記事「私向き・第三芸術」で) 詩人・賢治は「1人が鍬を入れたら、その鍬を受けとって次の鍬を入れるんだよ」と詠ったみたいと書きました。これをもっと突っ込んでみるね。「第二芸術=ステレオタイプ」とアナタも理解してるよね?だから「お稽古事とかお習い事」と云うのよね。泡はお稽古事は大事だと思う。基本だものね。第二芸術をきっちりデキるようになったら次へステップアップするの。基本は常識として憶えなければならないわ。義務教育みたいな段階と言えるでしょう?


常識を出し惜しみして教えない教育はダメよ。「そんなこと自分で考えなさい」と言いたくても常識だけはしっかり憶えさせておかなければ社会に出てたちまち困るでしょう?詩「第三芸術」でも賢治自身で鍬を振るっているからね。ちっちゃな人がソレを見てたのね。そして賢治の鍬を受けとって耕した。もしかして賢治より上手に耕したのじゃない?年齢に関係なくだよね。見よう見真似で人は覚えるの。賢治ソックリに耕さないのはステレオタイプじゃないの。それに不満でもオアリですか?


岩手大学版「第三藝術」をお借りしたけど、元の版は「第二芸術」ですからね。「ステレオタイプじゃない」という大学人の誇りを感じたわ。結局「彫塑家➽彫刻家」で一字違えた確信犯ってなるけれど、是は罪じゃなくて功績なのね。気づかないほうが恥ずかしい。



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