その頃、城ヶ崎しげるは大学の体操部の練習に参加するため新幹線に乗っていた。

 しげるの隣には桜小路舞が座っている。しかし、二人は会話をすることもなく緊迫した空気が流れていた。

 しばらくすると、緊張していたためか二人とも居眠りしてしまった。しげるは夢を見ていた。


 弥生時代の田園風景でしげるは村の兵士をしている。村の中心には祭壇があり二人の巫女が村を指導している。

 巫女はひかり先生とあすか先生に似ている。他にも知ったような顔がいくつかいる。

 そして、祭壇には御神体としてミッフィーに似たものが祭られていた。

 そこへ、現代の格好をした安永とモモが現れ、しげるがあすか先生に似た巫女の命令で二人をある住居に閉じ込めた。

 二人を閉じ込めた時点でしげるは目覚めた。すると、舞がいつの間にかしげるの肩に寄り添ってまだ眠っていた。

 しげるは少し舞に寄り添って再び眠った。

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