保健室で衝撃的なシーンを目撃
放課後、保健室には白衣を着た綺麗な女性と上半身裸になっている男子生徒が一人いた。しかも、男子生徒は後ろ向きになっている。
「もうちょっと待ってね」
白衣を着た保健室の校医、あすか先生は、生徒の背中に何か書いている。
「サッカーの練習で膝を擦りむいたのに、どうして上半身裸で先生に背中見せなきゃいけないんですか?しかも何か書いてるでしょ?何書いてるんですか?」
治療を受けていたサッカー部部員、安永拳は困惑していた。
同じ頃、しげるは所属する体操部で使うテーピングをもらいにあすか先生のいる保健室に向かっていた。保健室のドアを開けた。
「あすか先生、テーピングをもら……失礼しました」
しげるは急いでドアを閉め、急いで走り去った。見てはいけない光景。裸の男と二人きり、男の背中に何か書いているあすか先生。
『なんであすか先生が裸の男と?もしかして、もしかして……うああああ!』
しげるは心の絶叫とともに廊下を全力疾走した。生活指導の先生の注意も聞こえない。テーピングを取りに行くことも忘れた。とにかく走るしかなかった。
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