第34話【怖い話】彡()()「うわっ、ひつじ?」

彡(^)(^)「こんな寒い冬の日は、こたつに入ってテレビやで!」


ピンポーン


彡(゚)(゚)「ん」


J( 'ー`)し「はーい」パチパチッ


J( 'ー`)し「やきうー、ちょっといま天ぷら揚げてるから代わりに出てくれる―」


彡(゚)(゚)「はーい」タタッ


コン コン コン


?「寒いーはやく、早くあけてくれー」


彡(^)(^)「この声、なんやとーちゃんか。今、開けるでー」カチャッ


彡(^)(^)「いつもより早いなー」キイッ


((´・ω・`) )モコモコ


彡()()「うわっ、ひつじ?」


((´・ω・`) )モコモコ


彡()()「ど、ドア閉めな!」バタンッ


彡()()「なんやあれ、顔はとーちゃんやけど……身体は羊?」


J( 'ー`)し「あれ? やきうどーしたの。おとうさんでしょ」スタスタ


?「開けてくれー、早くあけてくれー」


J( 'ー`)し「カギ開いてるのになんで入らないの?(スコープから見ましょ)」ジー


彡()()「……」


J( 'ー`)し「キャーーーー! やきうっ」ガシッ ドタドタ


彡()()「わっ」ドタドタ








J( ’ー‘)し「はやくはやく……」ピッ ピッ  ピッ


彡()()「……」ドキドキ








(´・ω・`) 「はい……あ、おかあさんか……今は仕事中だよ」


(´・ω・`) 「ええっ、玄関の外になにかいるって?」








J( 'ー`)し「静かにしてましょ」


彡(゚)(゚)「……うん」








ピンポーン


J( 'ー`)し「……あっ、警察」ジー








警察官「また不審なものを見かけたら迷わず通報してください」


J( 'ー`)し「ありがとうございました」


(´・ω・`) 「ありがとうございました」


彡(゚)(゚)(途中でとーちゃんが慌てて帰ってきたけど、本物だと思う。たぶん)


彡(゚)(゚)(かーちゃんの話やけど、マンションの廊下は羊でいっぱいだったそうや)


彡(゚)(゚)(その羊のなかには、ワイの顔やかーちゃんの顔をしたもんもおったらしい)









彡(゚)(゚)「あの羊……ワイらと入れ替わるつもりやったんかな」


彡(゚)(゚)「まあ、ワイが小学生の頃の話やから記憶もあいまいやけど」








【怖い話】彡()()「うわっ、ひつじ?」 完

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る