第16話 怒り
早朝。
空があまりに白くて、夢の中にいるような感覚にサトルは瞬きを忘れた。しんと静まり返った病室内。時折、廊下から誰かの足音が聞こえてくる。そろそろ看護婦が見回りに来る時間だろう。サトルは体を起こしてベッドから出ると壁に備え付けられている鏡の前に立った。
朝の光を受けて反射する鏡の中にいる痛々しい自分の姿。
額、首、手首に巻かれた包帯。
瞳の上の大きな痣。
異様な白さの肌。
サトルは指先で自分の首元をゆっくりと触った。
この喉の奥の奥。
言葉を伝える器官があるはず。
小さく声を出そうと口を開くも、音がない。
『……オク、さん』
唇が、動く。
サトルは肩から息を吐いて洗面台へと水を張った。冷えた水滴が手に飛んで、ようやく目の奥まで意識が覚めて来た気がした。
「マツ」
急に横のスライド式のドアからシノブが制服姿で現れ、サトルはあまりに驚愕して何歩か後方へと後ずさりした。そんなサトルの反応にシノブは笑みを零す。
「悪い、驚かせたか?」
あまりにも早い時間に病室に現れたシノブに、サトルは後ろをついて歩きシノブの肩を数回軽く叩いた。
「ん?」
シノブはすぐにサトルの方へと顔を向ける。サトルは困ったような顔をしながら指先を少々泳がせ、それからベッド横の時計を指差した。
「あ? 今七時ちょっと前だぜ? どうかしたか?」
シノブの言葉にサトルは一層困惑した表情で立ちすくんだ。
――意図を伝える術が、わからない。
サトルは困り果てた様子でベッド横へと俯きながら歩き、ぎこちない様子で窓際に置いていた椅子へと座った。シノブは不思議そうにサトルを見つめ、静かに笑って。
「まぁ、なんでもいいや。お前今日元気そうだな。まだ顔色悪ぃけど」
サトルはその言葉に少し顔を上げて首を緩く傾げた。
「昨日よりはマシだっつう話。これ、はい」
シノブは学生鞄から包装された紙袋を取り出すとベッドへとそれを投げた。サトルはそれをじっと見つめてから、顔を上げてシノブへと目を向けた。
『これなに?』
唇が動く。シノブはその動きを見て、理解を示すと小さく笑って。
「治るまでお前の言葉を伝えてくれる良いもんだぜ?」
サトルはシノブの声にまた紙袋へと目を落として、手を伸ばす。その顔は少し赤らんで、嬉しそうだ、とシノブは思う。サトルはようやく手にした紙袋を持ったままシノブへと頭を下げた。
「開けてみろ」
シノブも少し笑った。
部屋に紙が破れる音が響く。サトルは開いた紙袋から現れた物をじっと見て、それからやはり嬉しそうにシノブへとまた頭を下げた。
出てきたのは、ホワイトボード。
それを本当に嬉しそうに微笑むサトルの様子に、シノブは胸の奥が熱くなった。久しぶりに見た、サトルの笑顔。死んでしまうのではと思えたあの日の光景が目に蘇る。
――よかった
シノブはそれだけで心から安堵した。
「それで言葉書けば気持ちだって伝わる。ある意味喋るよりも的確に相手に伝わる良いもんかもな。折れたの左手でまだマシだったな、右手なら書けるだろ。携帯の方がはええかもだけど、押収されたし、買い換えだろし。てか……、普通にやだろ、今はよ」
シノブの言葉にサトルは小さく頷いて。
また笑った。
――好きだ
シノブはベッドの窓際の椅子へと座るサトルの側へと歩くと腕の中に優しくサトルを抱きしめた。シノブの行動に困惑するサトルの様子が言葉で言われずともわかる。
「はは、悪ぃ」
「お前って頭小さくね?」
シノブはそう言って身を屈めるとサトルの包帯の巻かれた額へとキスを落とした。サトルは何をされたか、わからず、ただ額に触れた何かに不思議そうな顔でシノブの顔を見上げた。
「じゃあ、俺行くわ。これから学校行って今日も生徒会だぜ? もう冬休みだっつうのに」
言いながらシノブはサトルから離れて早々に鞄を手にするとドアへと向かって歩いた。後方から自分へと駆け寄る足音。シノブは自分へと歩み寄ってくるサトルの方へと姿勢を向けて。
「そうそう、今日な。オックが来るかもしれねえぞ? 何時かはわからねえがな。ちゃんと寝とけよ」
そう言うとサトルの顔を見ずにシノブは廊下へと出た。
どんな顔をしたのか、想像が付く。
自分にとって嫌な、見たくない反応。我慢しようと思っていたのに、歯止めがどこかで利かなくなっている。
『今、マツに言うべきことじゃねえ』
頭のどこかが自分へと命令する。
きっとこれは正しい判断だ。
シノブは自分に言い聞かせながら軽く目を伏せた。
マツの望む形で。
じゃなきゃ意味がない。
「……学校、行くか」
シノブは鞄を小脇に抱えると廊下を早々に歩いて去った。
「神崎、お疲れ。もう帰っていいぞ」
レンの声。すでに暗くなった生徒会室にはシノブとレンの二人のみだった。生徒会室の窓から見える道路を灯す街灯の明かりが、眩しく寒い夜を彩る。
「あ、はい」
シノブは見てもいない資料を片手にぼんやり眺めていた外の景色から目を離し、レンへと返事をした。制服の上着を着込むレンの表情はいつになく明るく、早々に机の上の物を片付けている。シノブはそれをまたただぼんやりと眺めては小さく息を吐いて首元を締め付けていたネクタイを緩めた。
「なんか、元気ねえな?」
陽気なレンの口調。シノブはレンへとゆっくり顔を向けて少し首を回して。
「ああ、ちょっと疲れてて」
内心、心にもない言葉を返して作り笑いを浮かべた。
「あんまり無理するなよ。俺はコウジと違って気合い入れて生徒会動かす気はねえんだから。ちょっとは気を抜け」
三年のコウジは二学期を以て生徒会長を降り、次の生徒会長はレンへと決まっていた。珍しく機嫌のいいレンにシノブは違和感を抱いていたが、そんなことはどうでもいい気分だった。
「会長は、なんか、良いことでもあったんですか?」
「あ? 別にねえけど」
大して興味もなかったが、沈黙を避けるために質問を投げかける。レンは小さく笑ってネクタイをカバンへと仕舞う。
「まぁ、強いて言えば、タキが転校することになったな」
「……あ?」
聞いたことのない話にシノブは少し目を見開いてレンへとまっすぐに視線を向けるが、それへと笑って応えるレンの様子に混乱した。レンとタキは付き合っていると思っていたのだが。
「驚いたか? まだ身内しか知らねえ情報だからな」
はは、とレンの乾いた笑い声。
いつも座るタキの席は空席で、それが違和感を強めた。
「先輩たちって」
「ああ、付き合ってた。が、もうお終いだ。さっぱりしたぜ」
向けられた満面の笑みにシノブは思わず苦笑いを浮かべた。レンの思考がよくわからない。
――好きじゃ、なかったのか。
「あー、俺、思い違いしてたみてぇ」
シノブが後頭部を指先で掻きながら話す。
「いいや、好きだったんじゃね? でももう終わったことだから」
早い口調で、即答で返ってくるレンの言葉。態度とは裏腹に気が立っているように見えた。
――これ以上は口にはしない方が賢明だな
シノブは深くため息をついて席を立つ。
「そうですか」
「考えてもみろって話だろ? 男同士だぜ? タキはよく俺のこと好きだとか言ってたけど単なる体の関係が好きだったんじゃねえの、って思ったんだよ。なんかあいつコウジとも関係あったみたいだし? まぁ何にしろ俺にはもう関係ねえけど」
並べ立てられる口調が早いせいか、嫌に気に障ってシノブは眉間に皺を寄せた。――正直、タキを庇う気も義理もないが。気が、滅入る。
「先輩」
「なんだよ」
「あんたは? 好きじゃなかったのかよ」
「は? 俺はあいつに好きとか言ったことねえし、正直一緒にいても苛つくことの方が多かった。生憎俺はゲイでもねえし、元々恋愛に不向きなんだよ」
「ゲイとか、そういう問題じゃねえんじゃねえの」
「あ? じゃあなんだよ」
「……いいや。別に」
硬直する空気。シノブは自分が喧嘩腰だったことに気づいて深く深呼吸をした。都合悪そうにレンへと頭を下げる。
「いや、なんでもねえです」
「だったらそんなに俺に意見してこねえだろ? 八つ当たりか?」
レンは、収めるつもりはないらしい。
シノブは強く溜息を吐き出した。
「ああ、かもしれねえ」
「なんか気に入らねえのか? 俺が」
「そうですね、八つ当たりつうよりは」
こみ上げて来る感情にシノブはきつく外の景色を睨み付ける。気分悪そうにレンが声色を変えた。
「なにが気に入らねえんだよ」
「最初あんた『好きだったけどもう終わった』つったな。の癖にタキ先輩の悪口が止まらねえから、好きじゃなかったのかって聞いたんだよ。で、結局『好きとか言ったことない』ってのが返事? それとも『苛ついてた』ってのが?」
「ふざけた質問だな、神崎。ろくに人のこと好きになったこともねえガキが偉そうに」
暫しの沈黙が二人の間に流れる。
沈黙を破ったのはシノブだった。
「俺は、マツが好きですよ。マツが誰のことを好きでもなんでも俺には関係ねえ。だからあいつを痛いところから遠ざけて、守ってやりたい。こんな事件で、嫌って程思い知った。だからオックにはもうマツのことは任せねえ。あんたらバンドのメンバーだ、とかほざいて結局マツをバンドの問題から守れないままあいつは声を失って、あんたらは何も失っちゃあいない。その現実がむかつく。マツを傷つけて無視するものがバンドだとするなら、俺はマツをあんたらからも遠ざけてえ。自分がゲイだとかそういう理由で大事だと思った訳じゃねえ。男だろうが女だろうがマツはマツだ。俺はもうマツから身を引かない。もう我慢なんかしねえ。おっかなびっくりあんたらの中に入ってったのぐれえ、分かってたよ。でもマツが楽しいならいいと思って我慢した。我慢してどうなった? こんな事件が起きた。俺の何があんたよりガキだか俺にはわかんねえよ、正直、あんたらが嫌いだな」
終わることのない言葉の羅列にレンは驚いたようにただ立ち竦んで瞬きをせず、シノブを見つめたまま。シノブはそれを一瞥してから隣の机に置いてあったカバンを小脇に抱えて教室のドアへと向かって歩いた。
「……あんたとタキ先輩のことはもうどうでもいいや。マツの事巻き込んで活動休止食らったバンドもそっちのけで自分らの恋愛でゲイだ何だ気にしてガタガタ言ってるなら本当別れて正解だったんじゃねえ? じゃあお疲れ様でした」
シノブはそう言い残して、レンの顔を見ずに教室を後にした。静まり返った廊下。生徒会室からもなんの音も漏れてはこない。冷え切った空気が満たす廊下をシノブは徐々に走り出した。
冷えた空気は、まばらに雨を落として。
あの事件の時からずっと降っているような気がした。
止む事のない雨がシノブは心地よくてマツの入院している病院へと走る体の熱を下げていく。
ゆっくりと笑みを浮かべていくシノブの表情。
頭にあるのは、もうレンの事ではない。
――泣いただろうか
脳裏にそんな言葉が浮かび上がる。
酷く、人を憎んでいる自分の感情が醜いと思うのに
こんなに清々しいとは滑稽だ
シノブはまた少し笑った。
病院へと着く頃には雨は上がって。
いくつもの病室からの明かりが見えた。
正面玄関へと歩いていくと、見慣れた人影が出てきて。
シノブは木陰へと身を隠した。
聞こえてくる足音。
それからその音が止んで。
シノブは顔を少し病院へと向けた。
街灯に照らされて見えたのは空を見上げる奥崎の姿。
月を見上げるその頬を伝うものをシノブは見た。
ゆっくりと木陰から出て、シノブは病院へとまた歩き出す。奥崎の表情は重く、ようやく自分へと近づいてくるシノブの姿に気づいた。
「……神崎」
予想通りの暗い口調。
シノブは腹の奥底からこみ上げて来る笑みを堪えた。
「よぉ、オック」
陽気な声で奥崎へと近づくシノブの足取りは軽かった。
「どうだ? マツに会って来たか?」
「……ああ。……声が」
「出なかっただろ、あいつ」
奥崎の声を遮るようにシノブが話し出す。
「後悔、してんのか」
「……は?」
シノブは小さく笑って奥崎の正面へと立った。
「やばいことが起きる予兆を知ってて、誰も助けなかったマツの可哀想な結果だ。ちゃんと受け止めろよ」
無言のまま、ただ奥崎の瞳が一瞬大きく見開かれた。
「お前、何が言いたい」
然程動揺しているようにも聞こえない奥崎の声。シノブは瞬時に苛ついて、両手を制服のポケットへと突っ込んだ。
「事実を有りのままに述べてるだけだ。耳が痛ぇのか? オック」
「随分と挑発的だな」
「そうかよ。あんな気持ち悪い事件、誰も何もしなかった。あそこ、あんな……写真だらけだったじゃねえか。送られて来てたのも写真じゃねえか。責められても仕方ねえんじゃねえの?」
黙る奥崎。強い風が二人へと吹き付けてまた、雨が降り出す。
「……認める。あいつがこうなったのは俺の責任だ」
「だから?」
「それでも俺はもうあいつの傍から離れねえ。そうあいつと約束した」
シノブは奥崎の顔を睨み付けると小さく笑った。
「お前が傍に居て事件は起きただろ! お前が傍に居てマツが治んのかよ! 適当に喋ってんじゃねえ! ……もうお前にマツの事は任せたくねえ、これからは俺があいつのこと守る」
怒りを露わに怒声を吐くシノブを、奥崎は無表情のまま見つめる。
「……俺は、お前のこと許さねえからな! なんでマツがあんな目に遭ってお前が無傷なんだよ! あいつがどんだけお前のこと好きなのか、わかってもいねえ癖に。よく平然としてられる。俺はお前からマツを奪ってやるよ。それがあいつのためだ。もう傷つけさせねえ。お前はもうマツに近づくなよ」
深い呼吸が雨音に混じって。
ようやく奥崎が口を開いた。
「……要は、もう遠慮はしねえって事だな。神崎。……そんなにマツが好きなら奪ってみろ。俺は俺なりに責任は取る。サトルの傍でこれからずっとな。お前が俺を憎む気持ちも解る。が、俺も遠慮しない。遠慮する気がねえ。……今のは忠告として聞いておく。じゃあな」
迷いのない強い口調。
シノブは何かに殴られたような錯覚に陥った。
強まる雨音。
奥崎は立ち尽くすシノブの横を通り過ぎて。
その場から離れていった。
振り返るその背中はこちらを振り向く様子もなく。
シノブは居た堪れない程増幅していく気持ちに苛立ちを募らせた。
――奪えるものなら奪ってみろ
鼓膜に何度もリピートする奥崎の声。
「うるせえよ……オック」
シノブは声を震わせて呟いた。
「……も、もうムリ……」
マコトの情けない声が音楽に雑じってシノブの耳に届いた。
実家に帰省していた生徒が寮へと戻って来始めたのは年を越してから一週間ほど経った頃。シノブは今回帰省はせず、寮へと残って生徒会、それからサトルの見舞いへと足を運ぶ毎日だった。徐々に冷たさを増していく空気、それから風景。一歩外へと出ればそこは冬の匂いが充満する白い季節だった。
同級生のマコトが寮へと戻ってきたのはほんの数時間前。
実家からのお土産と冬の課題を大きな赤いバッグへと抱えるように笑顔でシノブの部屋へと現れた。
シノブの下へと現れたのは理由があった。
「カンちゃん、宿題写させてー」
全く悪意のない慣れたような口調。
その笑顔は屈託のない笑みで満ち溢れていて。
逆にそれがシノブの神経を逆撫でした。
怒鳴りだしてから大体一時間経った頃。遂にマコトがぐんなりと机に伏せった。
「おい、サル。ちゃんと体起こせ! 字が書けねえだろ? 字が歪むって言うのは人格が歪んでる証拠だぞ」
「なに、その理屈! もうヤダー! こんなはずじゃなかったのにー!」
マコトは頭を抱えて半べそを掻くも、シノブは鼻息荒く完全無視を決め込んだ。
「大体なぁ、勉強するのに音楽かけなきゃできねえってどういうことだ? 集中できねえだろうが」
「俺はカンちゃんよりも繊細なの! 音楽あった方が無音より落ち着くんです!!」
力説してシノブへと反発するマコトの顔はぐったりとして深いため息を何度も吐いた。
「そんな今日中に終わらせようとか思わねえでこつこつ頑張れよ。三学期始まるまであと一週間はある」
「あ、うん」
勉強机の置き式のカレンダーを見ながら言う、浮かない表情のシノブの顔にマコトは違和感を抱いた。
「……ねぇ」
「なんだよ。わかんねえのか?」
「いや、そういうのじゃないんだけど……マッちゃん、もう少しで学校に戻れるんだよね?」
「あぁ、多分な」
思ったよりも普通の反応にマコトは多少面食らうもすぐに頷いて見せた。
「そ、そうかー、良かった。俺もうずっと会ってないから心配でさ……顔も見てないし。人から聞いた話だけ、だし」
「マツなら大丈夫だ。病院行ってこの課題だって一緒に終わらせた」
「あ、そうなんだ! いいなー俺も早く終わりたいなー」
「……じゃあやれよ」
不機嫌な口調へとシノブの声色が変わってマコトが肩を竦めた。
「マッちゃん、じゃああと一週間位で退院?」
「……ん、あぁ。いやもう、退院してる。今頃オックと休養してんじゃねえか」
シノブの眉間の皺が一層深くなった。マコトは不思議そうにシノブへと視線を向けるも、相手から目を合わせることを避けられたことになんとなく気付いて。
――意味を知ったら元には戻れない。
マコトは額にうっすらと汗を掻いて、生唾を飲む。
「ふぅん? そうなんだ」
「さっさとやれよ、サル」
「……うん」
マコトは気まずい空気に耐えられず意味も無い会話を続けた。黙ってしまったらこの重苦しい空気が熱を増すのを知っているから。マコトは必死になって、笑みを浮かべて話しながら紙へとシャーペンを走らせた。
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