第13話 ぽっぽ君、こーちゃんに監禁される。

哀れな飼いひよこであるぽっぽ君は、保護者のこーちゃんがいつも、朝に自分を置いて行くので、寝ているこーちゃんの手足を、ベッドに可愛い毛糸でしばっておいた。どうしたんだお前は。こーちゃんはしばらく縛られて動けないふりをしていた。今日は仕事、休みだよ。なんのつもりだ。いいから朝ごはんを作れよ。ぽっぽ君はこーちゃんのお腹に乗って、お腹にこすりこすりをした。これでこーちゃんはぽっぽのもの。ご飯作るから待っててね。ついでにお茶もよろしくな、とこーちゃん。


なんだろうなあいつは・・・。ぽっぽ君が朝ごはんとお茶をトレイにのせて持っていき、こーちゃんのお腹に乗ると、こーちゃんはさっさと可愛い毛糸を解いて、ぽっぽ君にのしかかった。ひぃ!ぽっぽ君はこーちゃんの怒りを買ったのかと思い逃げ出そうとすると、逆にベッドに縛られてしまう。えーん。やめて!する方が悪い。今日は代わりに僕が食事を作るよ。君をしばらく監禁するからな。えーんほどいてよ!こーちゃん。ほらお菓子あげるから機嫌なおせよ。こーちゃんはお菓子をくわえて、ぽっぽ君に食べさせ、キスをした。ぽっぽ君は真っ赤になって暴れた。な、何するのこーちゃん!


まだ子供なのに・・・僕はなんということをしてしまったんだorz。

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