第7話 ぽっぽ君とこーちゃんのお風呂の時間

哀れな飼いひよこであるぽっぽ君はこーちゃんにお風呂に入れられている。ぽっぽ君は一緒に入っているこーちゃんにかまわず浴槽に頭を半分沈め、小さな足を広げる。興奮したこーちゃんは眉間にしわをよせたので、ぽっぽ君はごめんなさいと丁寧に謝った。入浴し終わったぽっぽ君はこーちゃんに丁寧に身体をふかれ、下着を履かせられた。


ぽっぽ君は手を上下に回転させ、家のキッチンまで走っていった。いい加減にしろ!今日はこれから外食だから準備なさい!とますますこーちゃんは怒るぐらいかわいいと思いつつ言った。ぽっぽ君は丁寧にごめんなさいと謝り、服に着替え、ネクタイを締めようとすると、今日は職場の飲み会だから、いい加減女の子らしくなさい!とこーちゃんはかわいいと思いつつ今日も怒鳴るのであった。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る