意識よりも軽い絶望の中で

揺らいでいる

いや、揺らいでいるのかさえ定かではない

漂いの意識さえない

上を向いているのか

下へ向かっているのか

本当の光も

偽の光も

知ってはいない

ゆらゆらしていると思うことが

存在を繋いでいる

そうだった

僕はクダクラゲだったね

誰が僕のことを

そう呼んだかは

忘れた

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