作中曲1『壁の中の世界』

作詞 女郎花ハル



君に届いているだろうか あの日の地の温もりは


君に聞こえているだろうか あの日君に伝えたかった言葉は



遠く離れた見知らぬ土地で 君は同じ空を見て何を思う?



金魚鉢を買った 部屋の小窓に置いた


水も砂も 魚も入れずに



夜になると 君が見ているだろう星を入れるために


僕の声はこの小さな部屋でしか響かない


音は 広がる 世界を超えて


音は 繋がる 君にどうか



君は忘れているだろうか あの日君に奏でた音を


君は繰り返しているのか 変わり映えのない夜を


季節は巡り 星は廻る 僕らはそのちっぽけなかけらの一つ


金魚鉢を割った この退屈から抜け出したくて


そこには 何も入っていない


夜になると 君が見ているだろう星を入れるために


僕の声はこの小さな部屋でしか響かない


音は 広がる 世界を超えて


音は 繋がる 君にどうか




金魚鉢を買った 部屋の小窓に置いた


水も砂も 魚も入れずに



夜になると 君が見ているだろう星を入れるために


僕の声はこの小さな部屋でしか響かない


音は 広がる 世界を超えて


音は 繋がる 君にどうか

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