第11話 しのぶと時子と自分の夢
小太郎のしびれは、しのぶの持っていた解毒薬で、すぐに解消された。
二人の間の暗黙の了解。このさわぎは一切、他の人に気取られてはいけない。だから、目立ったけがをさせてもダメだし、この場に小太郎を置いていき、生徒が一人いなくなったというさわぎを起こすのもダメ。戦いが終わったらノーサイドでなければいけない。
忍びの戦いは隠密を旨とする。彼女たちは幼いながらも、立派な忍者なのだった。
小太郎がうまかったのは、無理をしなかったことだ。勝利条件がよくわかっていて、時間かせぎに徹していた。何度か関節技を見せたのも、そちらが攻めてくれば返し技を極められるよとけん制するため。しのぶの身体能力の高さを把握してからは、無理に追ってくることはなかった。
しのぶは本当は、もっと早くに、あのしびれ薬を使いたかった。だが、小太郎が深追いしてくれないので、眼前に薬袋をにぎった手を突き出す機会がなかったのだ。
もう一つ。最後のやせ我慢からのはったり。
解毒剤を飲ませるため介抱するしのぶに、楽しそうに小太郎は言った。
「対毒性の秘伝はないけれど、秘伝を使ったのは本当だよ。五情五欲の理(ことわり)。相手の性格と欲望をよく見てしかける、対人術。あんたがまじめな性格だというのはすぐわかったからね。あの手のうそも、本当かもしれないと悩んじゃうくちだよね。戦乱の中に、さらに混沌を生み出す、知略に生きた風魔一党の神髄だよ」
しのぶと小太郎は、テストが終わる時間ギリギリに教室にもどった。
教室のみんなは幻心香の効果が残っていて、二人が長時間教室を空けていたことを気にしていない。試験監督の講師もそうだ。
二人は席に着き、うなずきあった。
しのぶは暗示を解く解呪の文言を唱え、両手をポンとたたく。
みながはっと我に返ったように頭を上げる。それまでは、鉛筆は走っていても、よく見れば不自然な雰囲気があった。「周りの様子を気にしない」という暗示がかかっていて、ふだんとちがい、本当に目の前の問題しか見ていなかったからだ。
今、みんなその暗示から解けたのだが、誰も自分がそういうおかしな状態にあったということには気がつかない。ただ、さっきまでとはちがって、テスト終了時間が近づいてきたことによる、そわそわとした空気が生まれていた。
先ほどまでは、周りの様子を気にしていなかったので、テスト時間の経過を気にして時計を見るということもなかった。ただひたすら、もくもくと問題を解いていた。そういう意味ではむしろ、問題を解くこと以外に気が散っていなかったので、いつもよりもみんなよくできたかもしれない。
講師が時計を見て言った。
「時間です。鉛筆を置いてください。解答用紙を集めます」
優は試験の出来には満足しているようだ。
「前に受けた時よりはいいと思う。卍丸すごいね。算数、ずっとできるようになってたよ」
しのぶはその言葉に、にっこりほほえんだ。
ほほえむのが精いっぱいだった。
優の成績は、本人が言う通り上がったのだろう。だが当初の目的を果たせなかったことは明白だ。自分は今日、ここにテストを受けに来たのではない。どんな手を使っても、優を全国大会に送り込むことが目的だった。
その点では、しのぶのテストは不合格だ。
帰り際、小太郎が何やら自分の主君に耳打ちしていた。
耳打ちされた綾奈は、少しおどろいた様子でこちらを見ていた。
家に帰ったしのぶは、すっかり落ち込んでいた。
優はテストのプレッシャーから解放されて、身体を動かしたくなったのだろう。帰り際、春馬と合流して、みんなと遊んでから帰ると言っていた。ここ二週間、特訓、特訓で、いく度かの習い事の他は、ほとんど外に出かけていなかったのだから無理もない。
いっしょに行く? と誘われたが、しのぶは断った。少し一人になりたかった。
優の護衛は、光学迷彩をまとい周囲にまぎれた卍丸に任せて、家に帰った。今、ソファーに体を預け、ぼんやりと部屋の隅をながめている。
結局、目的は果たせなかった。
忍びとしての勝負にも負けた。
今までずっと、栃ノ木家の役に立つようにと育てられてきた。なのに結局何一つ、うまくいっていないなんて。
里を出る時は張り切っていた。自分にはそれだけの力があると思っていた。
でも結果は惨憺たるものだ。力不足で、世間知らず。思ったようには全然進まない。
深いため息をつき、ソファーで丸くなる。
心細さがつのる。里を離れて一か月、使命の達成に張り切っていたしのぶは、そんなものを感じるひまもなかった。だが今、無性に里がなつかしい。帰りたい。
ああ、でもダメだ。使命を果たせず、のこのこ帰ってきた娘を、父が快く迎えてくれるはずがない。もう自分には、帰るところもないんだ。
じわりと、涙が出てきた。
そんなふうに弱っていたところへ。
時子が帰ってきた。
「ただいまー」
真っ暗に沈んだ家にひびく、明るい声。大きな紙袋をいくつも抱えている。
「ひゃー、買った買った! ねえ、しのぶちゃん。何買ってきたと思う?」
「はい?」
時子の問いかけに対し、しのぶはあわてて聞き返した。涙はこすってぬぐったけれど、目元の赤さを見れば、泣いていたのは明白だ。
その様子に、時子はすぐに気づいたようだった。
「ささ、部屋に行こう」
だがそれにはふれずに、しのぶの手をとって部屋へ連れて行った。
「ほら、しのぶちゃん、見て見て。かわいいでしょう。この間いっしょにお買い物に行った時、サイズがわかったから、今日かわいいのを見かけてついつい買っちゃったんだよね。しのぶちゃんは顔立ちきれいだし、こういうお姉さんぽいワンピース、似合うと思うんだ」
時子はそう言って、買ってきた戦利品をベッドの上に並べ始めた。言うとおり、ふわりとしたシルエットのワンピースが何着もある。
「ささ、着てみてよ。見立てはまちがってないと思うけど、しのぶちゃんが着たところが見たいんだ」
「あの、おばさま……」
ファッションショーをする気分ではなかったしのぶは、何とかやんわり断ろうと口をはさんだ。
そんなしのぶに、時子はふっと笑いかけた。
「しのぶちゃん、このあいだ優がかわいいって言ってたスカート、せっかく買ったのに、はいてないよね。何で?」
「えっ」
しのぶはドキッとした。このあいだの買い物で、優はしのぶをほめる係として連れていかれた。その時、特にはっきりといいと言ってくれたスカート。それも買ってもらったのだが、今、衣装箱の奥に眠っている。一度も身に着けていないのは本当だった。
だが、時子の口調は、責めるようなものではなかった。
「あれだけじゃない、他のスカートもはいてない。とっさの時にパンツの方が動きやすいからだよね。しのぶちゃん真面目だよね」
時子はベットに広げたワンピースをたたんで片づけると、そこに腰かけた。自分の脇をぽんぽんとたたいて、しのぶを呼ぶ。しのぶはおずおずとそこに腰かけた。
「おばさんもね、昔はそうだったんだよ」
えっという顔で、しのぶは時子を見上げた。時子は少し悲しそうな笑顔を浮かべている。
「ごめんね、おばさんのせいだよね」
ぽつりと降ってきた謝罪の言葉。しのぶは、その意味がわからなかった。自分がなぜ、時子に謝られなければならないのか。
「しのぶちゃんがね、まだ小学生なのに栃ノ木家に送られてきたのは、たぶんおばさんのせい」
時子はまっすぐ前を向き、遠くを見つめているようだった。ぽつり、ぽつりと話し出す。
「おばさんも小さい頃は、本当にしのぶちゃんみたいに、真面目に栃ノ木家の天下統一をお手伝いするんだと思っていたんだよ。でも、だんだん世の中がわかってくる年頃になると、なんで自分の家だけこんな時代遅れのことをしてるんだろう、と思うようになったの。それでおばさん、ものすごく反抗的になったからね。兄様は、だからあなたを、早めにここに送り込んできたんだと思う」
「おばさま……」
兄さん、ではなく、兄様。父に対する、いつもとちがう呼び方。時子が今、那須服部家の娘としてしゃべっていると、しのぶはわかった。
「自分は栃ノ木家を助けるためにずっと修行してきたのに、なんでうまくできないんだろうと思ってるんでしょう」
ズバリと言い当てられて、しのぶの顔がこわばった。
前を向いていた時子は、またしのぶを見つめ、優しくほほえんだ。
「おばさんもね、それ考えたよ」
時子はため息をついた。
そうなのだ。時子は幼少の頃から、その目的を追うように押し付けられてきた。そしてそれは、この目の前の少女、しのぶも同様。兄の性格を考えれば、むしろ自分の時以上に我が子に徹底してきたであろうことは、容易に想像がつく。
しかしそれがどんなに的外れなことなのか。戦国時代なんて、もう四百年以上も昔のことなのだ。その間に江戸幕府が立ち、倒れ、明治維新が起き、二つの大きな世界大戦を経て、今に至る。武士はとうの昔にいなくなり、当然、忍者なんてもう、物語の中の存在だ。
時代は変わる。生き方も変わる。人はそれに合わせていかなければいけない。
それは実家にいる時から、何度も父や兄と衝突した話だった。しかし頭の固い二人は、時代に流され本質を見失うことなどまかりならぬと、認めなかった。結局、時子もまた、しのぶと同じ目的で、第二十二代栃ノ木家当主、康弘のもとへと送り込まれた。
ただ、時子はそこで救われた。康弘はまったくの現代人で、そんな昔のことにしばられる必要はないと、時子に事あるごとに言っていた。
結局家のおきてに逆らい切れず、半ばやけになってお役目を務めていた時子は、だんだんとその心をほぐされて、とうとう康弘に恋に落ちた。
彼女はそこで、栃ノ木家を支えるという家のおきてではなく、自分を助けてくれた康弘を支えたいと、自らの意思で、生きる目的をつかんだのだ。
そして家の申し付けを裏切り、実家とはまったく連絡を取らなくなり、今に至る。
優が従姉妹がいると知らなかったのも無理はない。生まれてからは一度も実家に帰っていないからだ。向こうの家族の話も、今までまったくしてこなかった。絶縁状態だったのだ。
こうなることを恐れていた。もうあきらめて、ふつうの人として暮らしてくれればと思っていた。
しのぶをじっと見つめる。時子が押しだまってしまったので、ちょっと不安そうに首をかしげて、こちらを見つめ返している。
いい子だ。
あの傲慢なバカ兄貴の子とは思えないくらい、とてもいい子に育っている。ずっと里に閉じ込めて育てていたらしいので、都会の常識はまったくわかっていない。ただ、家についてからの様子を見ていればわかる。真面目だし、よく気がつくし、気配りができる。
それだけに、ついつい自分の幼いころを重ね合わせてしまう。幼い頃、しのぶと同じく家の務めが一番だと思っていた、あの頃の自分と。
だから、家の使命に盲目的に従っているしのぶに、きつく当たったし。
だから、優のためではなく、しのぶ自身が何かするという話が、とてもうれしかったのだ。
この子を助けてあげたい。時子は強くそう思う。
親は確かに子供を導かなければいけない。でも子供は親に全てを委ねて、その言葉に従って生きなくてもいいのだ。
「しのぶちゃん。私は絶対に認めません。今の時代に天下を取るだなんて、そんなばかげた話にうちの子供を付き合わせる気はありません。あなたもそんなばかげた、カビの生えた夢から目を覚ますべきだわ」
「おばさま」
言っていることは最初と同じ。しのぶの立場を全否定。しかし、その声色、その表情は、ずっと優しく、しのぶに対する慈愛に満ちていた。
「しのぶちゃんはね、自分の夢を持っていいんだよ」
「夢……?」
「そう、夢」
「でも……いきなり自分の夢って言われても……」
しのぶはとまどった。自分の将来はずっと決まっていたからだ。そこには夢なんて入ってくる隙はなかった。他の子供のように、将来何になりたいなんて、考えることはなかったのだ。
その様子に、時子は小さくうなずいた。
「うん、そうだね。夢って言葉はちょっとちがうかもね。プロスポーツ選手とか、アイドルとか、博士になってノーベル賞とか、それこそ天下統一とか、すぐ大きなことのイメージになっちゃうもんね。そうじゃなくてね、もっと身近なイメージ。どうなったら、自分が幸せかなあということなの」
「幸せ……」
「しのぶちゃんは、優が天下統一したら幸せなの?」
「ええ……それは……それは幸せだと思います」
「どうして?」
「どうしてって……」
疑問の余地はないはずだ。だって自分はそのために生きてきた。それが達成されたら、幸せに決まっている。
でも、時子の問いは、その先を聞いてくる。
「なんで幸せに感じるのかな」
「それは……優様の、お役に立てたからです」
「それだけ?」
「それだけって……」
「言ったでしょう、身近なイメージだって。その時の気持ちを、もっと想像してごらん?」
身近なイメージ。もっと想像。そう言われて、しのぶは一生懸命頭を働かせる。
優様の天下統一がなされるのは、ずっと先だ。そこまでに、いろいろな関門が待ち構えている。自分は優様のそばにいて、その困難を乗りこえるお手伝いをする。
優様が大きくなって、例えば、東大進学がかなって、合格発表があって……。
優様はずっと大きくなられて、今は私の方が身長は少し大きいぐらいだけど、きっと追いこされていて、お顔は今のとおり、優しい感じで……。
その優様が合格掲示を見て、振り向いて、私に……。
しのぶは、「その時」の気持ちを、ぽつりぽつりと話し始めた。
「お役に立てれば……きっと喜んでもらえるし……それを見たら、私もうれしいし」
「うんうん」
「それでもし……優様に、ありがとうって言ってもらえたら、とてもうれしい……です」
そうだ。うれしい。天下統一をしたからじゃない。優が喜んでいるから、うれしい。ありがとうと言ってもらえたから、うれしい。
しのぶの中で、今一つ、何かが動いた。
その様子を見て、時子がうれしそうに笑った。
「ふふ、おんなじだ」
「え?」
「しのぶちゃんは、私とおんなじ。びっくりするぐらい。最初の日に、優にどう呼んでもらうかってやってたでしょ。あれ、私たちもやったのよ」
「え……時子、ちゃん?」
「そう。康弘様ったら、ひどいのよ。それでからかうんだから」
しのぶはあの時の様子を思い出した。向こうのテーブルで、時子が何か康弘をつねっていたような気がする。
呼び方が、昔のものにもどってしまっていることに、時子は気づいているだろうか。
同じ、と言われて、しのぶはふと気になった。それでは時子はどうしたのだろう。
「おばさまは、どういう夢を持ったんですか?」
「私? 私はねえ、ふふ、恥ずかしいな」
「?」
「康弘様を幸せにしたいなって」
あっ、としのぶは思った。時子がいきなり、しのぶを抱きしめてきたからだ。それは照れ隠しのようだった。
「やだ、もう、ほんとに恥ずかしい」
しのぶは時子が康弘に対してツンデレだと看破していたけれど、どうやらデレの方は想像以上だったようだ。もじもじと身じろぎして、恥ずかしがる様は、忍びとして対峙してあの剣呑な殺気をまき散らしていた姿からは、はるか遠くにかけ離れていた。
そのうち時子は、抱きかかえたしのぶの頭に、優しくほおずりしながら、つぶやくように、ささやくように、語りかけてきた。
「私もね、忍びの家に生まれて、親に強制されて忍びの道に入って。それに反抗したけれど、でも、じゃあ、自分の夢はって言っても、わからなかったの。こっちに出てきて、ふつうの女の子みたいにおしゃれしてみたり、遊んでみたりしたけど、そういうことではなかった。じゃあ代わりに、何か心の底から達成したい大きな目標も、なりたいものもなかった。そういう時にね、ずっとそばにいてくれた康弘様が、喜んでくれたりするのが、一番うれしいなって気づいたの」
時子の表情は、抱かれているしのぶには見えない。
でもきっと、すごく幸せな顔をしている。
語りかける、柔らかな声色。
抱きしめる、優しい腕。
「多分人には、自分が主役になるとうれしい人と、誰かを支えて喜んでもらうとうれしい人といるんだと思うのね。私は支えたい人だった。お役に立ちたかった。だから、家のことに反抗しているくせにやめられないんだって気づいて、夢をちょっと軌道修正したのよ。康弘様に天下を取らせるんじゃなくて、幸せにするのが、私の役目なの」
そう言うと、時子はしのぶを抱きしめていた腕をほどき、また顔をのぞき込んできた。
その顔は、しのぶが予想したとおり、本当に幸せそうな、優しい笑みで満たされていた。
「だから天下天下とうるさい家とは断絶して、でも忍びはやめてないのよ? 幸せな家族を守るのが私の役目だから」
そう言った後、時子はちょっと考えて、いたずらっぽい笑みを浮かべた。
「ちなみに、康弘様が私にちょっと好意を持ってくれているかもと気づいたので、全力で落としに行ったのよ。康弘様はいい人止まりのタイプだったから、こっちから動かないと話が進まないから。しのぶちゃんも、くのいちの術にそういうのがあるのは知っているでしょ?」
「はわわ……し、知ってはいますけど、私にはまだ早いというか」
くのいちの術の中には房中術をはじめとした、敵に取り入り情報を引き出すための、色じかけの術が含まれる。まじめなしのぶは、一応そういう文献も勉強したのだが、刺激が強すぎてまともに直視できなかったのだった。
そんな、真っ赤になっているしのぶに、時子の容赦ない追撃の手が入った。
「そういえば、優のお友達のお母さんに聞いたのだけど、優としのぶちゃん、学校で許嫁ってことになってるんですって?」
「はわっ?」
「何か、古くからの家のしきたりで、生まれた時からの契りを結んでいるって、女の子たちの間では評判になってるって。本当なのって、おばさん聞かれちゃった」
「はひっ?」
「ちなみに、もししのぶちゃんが相手が優でもいいんだったら、使っていいのよ、くのいちの術? 私も、しのぶちゃんがお嫁に来てくれたらうれしいな」
「はうっ?」
こうして、時子にひたすらからかわれ、落ち込んでいるどころではなくなったしのぶは、優が遊びから帰ってきた時には、すっかり全身真っ赤にゆで上がってしまっていた。
そして、それからしばらく、しのぶはまともに優の顔が見れなかった。
許嫁であることをはぐらかし(本当はちがうからだが)、意識していないように見える優と、意識しまくってもじもじと恥じらうしのぶの構図は、クラスの女子たちにさらなる好評を得たのだった。
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