風呂端会議?

(那智が浴槽に浸かっていると人斬りイドが入ってきたようだ)


イド:おまんは確か……武器商人のとぎじゃったか?


那智:武器商人……?(如月は情報屋で、一条とやらはマフィアの長だ。それ以外の知り合いなんか……)


イド:ほれ、七瀬っちゅーたか?狐が化けたような面したけったいな奴ちゃ。


那智:へー……一条って武器商人でもあるのか。それは知らなかった。(狐のような顔って、本人が聞いたらぶん殴られそうだな)


ちなみに俺は那智和泉(なち いずみ)だ。確かに一条は知った顔だが仲間じゃないぜ、一時的に休戦協定を結んだだけで元来敵同士だからな。


イド:ほうか。わしの名はイド、流れの人斬りよ。おまんの話は音無から聞いとる、喧嘩屋らしいの?


那智:ああ……。それでもあんたから見りゃ、素人の遊び程度さ。


なんたってあんたは…近衛暗殺部隊において序列一位の猛者だったんだって?一条が敵に回すには面倒な相手だと言ってた。


それに比べりゃ俺は……


イド:なんでも殺りゃええ訳ちゃうで。むしろわしゃ処刑人やき、比べる必要があらへんねや。


おまんの停戦協定も立派な解決方法やと思うがな。


一条:내 소문에 꽃을 피우고 있는 것 같군요?(私の噂に花を咲かせているようですね)


音無:へぇ……意外な組合せですね、七瀬。俺の記憶ではあまり仲が良さそうな感じはないのですが。


那智:………俺と、コイツが?


イド:うむ、別に仲違いはしとれへんで音無よ。一応同業者やき。


那智:本職に同業者と言われるのは恐れ多いな……


(俺としたことが、照れちまったのか…顔が暑いな……)


一条:당신은 내가 무기 중개상으로 알면서 우리 나치와 친해지네요?(貴方は私が武器商人と知りながら、うちの那智と親しくするんですね)


イド:おまんのしよる事と、この兄やんには何の関係もあらへんけな。組織と個人は別個に扱わにゃならんねや。


一条:당신은 내가 밉지 않으신가요?(貴方は私が憎くないのですか)


イド:憎い……なんしにじゃ?


音無:鈍いですね、主。近衛の銃は全て七瀬の斡旋だと、そう言ってるんですよ。


イド:ほぅ。他所の得物じゃとは知っとったがおまんのとはな………。じゃがまあ、わしにゃ関係あらへん。


あげな玩具、わしの前では豆鉄砲よの。


一条:내 총을 콩 대포와 야유하는 것은 싸움을 팔고 있습니까?(私の銃を豆鉄砲と揶揄するとは、喧嘩売ってますか)


イド:どれほど優れた得物じゃろうて、使う人間の腕が伴わにゃ宝の持ち腐れよ。


那智:(………もはや俺はこの話に関係ないから、そろそろお暇したいんだけどな)


音無:主は銃の鍛錬は受けてたんですよね?普段の仕事には使いたくないと言ってますけど、実際どうだったんですか?


イド:正直わからん。養成所で持たされたもんと、日向を撃ったあの得物は見てくれからちゃうかったき。


使わんと決めた理由やって元をただせば取り回しの良し悪しやあらへん。


人を殺めた感覚が、手に残らんのが好かんだけやき。


奉:(…………꽤 긴 목욕이다, 언제까지 이야기할 생각이야?)(随分長風呂だな、いつまで話すつもりなんだか。)


那智:(長風呂は嫌いじゃないがさすがに限界だ……なんか眠く……)


奉:탄탄한 나치, 자면 죽는다!(しっかりしろ那智、寝たら死ぬぞ!)


一条:무슨 일입니까 봉성!?(何事ですか奉惺!?)


音無:うわ、那智さん……!のぼせたんですか?


イド:む………そういや兄やんの存在忘れとったわい。真っ赤じゃな。


奉:그는 내가 책임 지고 간병합니다, 나나세님은 부디 부담 갖지 않는다.(彼は私が責任を持って看病します、七瀬様はどうぞお気になさらず。)


一条:알겠습니다, 맡깁니다 봉성.죄송해요(分かりました、任せます奉惺。すみませんね。)

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