増えたマスター1

テーマ:うちの子が10人に増えたらどうなるか?


院長:これさ、ウェパールでやってみたら面白いだろうな。バカ弟子の股間が混みあうと思うんだけど。


狼:(股間が混みあう…………?さすが歩くアダルトコーナーだな)


ヘルム:パワーワード過ぎませんか、その言い回し……


音無:(ヘルムさんも悪いと思うけど… それに、日向さんだけじゃないよな…混みあうの。煽った張本人も……)


(音無は卯月を横目で眺める)


卯月:ほぅ。私と日向の一騎討ちですね?この機会にはっきりさせましょうか、どちらがより多くウェパールを惹き付けられるか…


日向:ちょ、ちょっと待ちなさい。私は参加すると言ってませんけど!?(そもそも十人のウェパール…うっ、目眩が……)


卯月:ふふ……ウェパールはお構い無しでしょうね?


(卯月は怪しい笑みを浮かべ何かの薬をウェパールに渡す。何の躊躇いもなく服用するウェパール。)


ウェパール:………………!?う………っ…


(異変を感じたウェパールは慌てて逃げ出してしまう)


日向:あっ……待ちなさいウェパール!突然何処に行くのですか!?卯月、貴方も何をしたのです!


卯月:すぐにわかりますよ。楽しみですね………ふふっ。


(突然酣が部屋に駆け込んできた)


酣:失礼します!ま、マスターが突然……"増殖"しました!!


ヘルム:………え。


狼:(ぞ………"増殖"…………?)


ウェパール3:せんせー!あしょぼ!


ウェパール9:だっこ!だっこ!!


(ウェパール2は背後から股間の布を捲った)


ウェパール2:ひらひら!かくれんぼ!


音無:(ひええええ!本当にマスターが増えてる!性格も同じだ…)


ウェパール5:わんわん!背中乗せて!(狼にしがみつく)


ウェパール7:尻尾!ふりふり!(卯月の肩に登り髪の毛で遊んでいる)


狼:(こら!降りろ変態!)


院長:あっちゃー……収拾つかないなこりゃ。ひぃ、ふう、みぃ………?


卯月:いたた、あまり強く引っ張らないでください!


日向:ちょっと!誰ですか!?私の服でかくれんぼを始めたのは………っ!


ウェパール1:あのね、僕も潜る!


(日向の股間めがけ突進&激突)


日向:あっ……!?


(激突の衝撃で絶句している)


ウェパール10:おじさん!僕も白衣着たい!貸して?


院長:よしきた、此方においで。(へぇ。意外だね、僕にも寄ってくるとは…)

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