遊園地に行こう!
リエル:あのね、観覧車乗りたい!
イド:お。リエルって観覧車好きだよなー。(高いとこ、苦手なのに。)
(リエルは窓に張り付いて外を眺めている。しばらくしてある程度の高さになって振り帰ると青い顔をしている……)
リエル:ううん…くらくらする……
イド:やっぱり……な。
(想像通りの反応で呆れている)
…俺、ジェットコースター乗るけどリエルはどうする?
リエル:うー…こわいけど…
(これ見よがしに震えている…)
でも一人はつまんないからついてく。
イド:え。無理…すんなよ?(泣くか気絶か…どうなるやら。)
リエル&イド:うひょおおおお!こーわーいーーー!
(終了後、イドがリエルを担いで降りてきた…)
イド:あーあ、言わんこっちゃねぇ。泣かなかっただけましか。
(リエルは垂直落下で気絶したようだ。)
リエル:あのね、コップ乗る!
イド:よし、行くか!(やべー…酔うかも。)
(リエルは思い切りハンドルを回した)
リエル:わーい!ぐるぐる楽しーーーいーー!
イド:わっ…おま……速すぎる………?ひょええ………!?
(イドはリエルに引き摺られなんとか降りた。ふらふらである。)
イド:お。珍しい…お化け屋敷行きたいんだが、どうする?
リエル:…!?あのね、ちゃれんじゃー。でもつまんないからついてく。
イド:頼むから中で迷子になるなよ…?(昔デカイお化け屋敷で迷子になったからな…)
(開始早々リエルはびっくりしてイドにしがみつく。)
リエル:ひゃ!?
イド:…わっ…!お化けよりリエルにビビった…(本末転倒だな…)
リエル:うわあああああ!?
(リエルはうっかりお化けに触れられてパニックになって逃げ出した)
イド:あっ………ちょっと、待て!
リエル…うう……ここ…どこ?いど………!
(はぐれたリエルは膝を抱えて泣いている)
イド:んー……順路辿ってダメなら係員、呼ぶか……。
え…マジかよ。順路外?すんません、ツレが迷子に……
(係員に事情説明)
リエル…!?いど!
(再会できた喜びでイドにタックルするリエル。イドはしっかり抱き抱えると頭を撫でた)
イド…ある意味スゲーな、まさかマジで順路外にいっちまうとは…
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