もし骨折したら?(人斬りイド)

イド:ちょい、酣見てみぃ!腕があらん向きに向いたで!


(何故か関節と逆の向きに曲がっている)


酣:ひっ!?あ………主様、それって…折れてません?


音無:うっ…いくら痛みを感じないと言ってもこれは酷い………!(俺が見てて痛々しい……)


イド:折れるってよぅ分からんがおもろいで!


(面白がったイドは折れた腕を振り回す)


音無:わわわ!ダメですって主!日向さんに怒られますよ…!?


酣:日向様~!!主様をお助けください!!!


(咄嗟にイドの着物の襟を掴んで連行)


日向:ちょっと、何事ですかこれは!?


(状況を酣から聞いた日向は、イドの頭に一発喰らわせた)


音無:ひ…日向さん落ち着いて……!(気持ちは分かるけど……)


日向:これが落ち着いて居られますか?わざわざ悪化させて申告もしてこないなんてもう………


酣:お言葉ですが主様、楽しんでましたからね……


音無:確かに。俺も見てて血の気が引きました……演技でも何でもないのがまた厄介な…


(イドは腕だけではなく全身包帯で拘束され動けないようだ)


イド:(もが……っ!動けへん………んでいつもづかれるんねや………)

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る