イドと剣精5(帰還)
(無理やり歩いていたイドは血を吐くと気絶してしまう)
酣:主様!しっかりなさってください…(やはり、盟約を無視して音無と居たから……主様の身体に負担が…。このままでは…盟約を結ぶ前に命の危機に…)
……日向様!主様が……
日向:酣さん!?何事ですか……
酣:日向様、どうか……不甲斐ない私をお許しくださいませ。
(酣は主人を日向に託し終え、一礼すると実体を失った)
日向:酣さん…?それはどういう……っと、それよりイドを……
(また、血を……?それにこの調子は………何故急に悪化して?それに……酣さん。不甲斐ないとは…)
イド:ぐっ…………音……無……待たん………か…
日向:イド?音無さんが何か……?(そういえば、音無さんは何処に…)
(イドは無意識に涙を流した…)
イド:……音無……酣…………わしゃ………道を誤ったんじゃろか………
酣:(道を違えたのは、音無の方ですよ……主様。ですから…泣かないでください……)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。