イドと日向(酒について)
(イドは酒を呑もうとする)
日向:担当の医師として、言いますが…酒は控えた方が宜しいかと。
イド:(喧嘩の時に酒を止められると頭が回らんのじゃが。マトモにやりあう気はあらへんのか……)わーった、控えるけ…そげに怒んなや……
(いかん…ちっとも頭回らへん。無理に考えよったら…………)
日向:黙りですか。隙だらけですよ?
イド:降参じゃ、日向………酒を止められると…なんやできひん…………(挙げ句に具合まで悪ぅなる始末じゃ、こりゃ熱でも出たんかの……)
日向:ずっと聞きたかったんですけど、その酒は一体……?
イド:……ん?これか?"ばっかす"…じゃったか。頭も冴えて集中も続くけん、重宝しとんや。戦いん時は無いとどうにもならん。
日向:試しに私が呑んでも構いませんか?
イド:ん?日向は酒、強いんか?まあまあ度数が高いけん、あんま飲まん方がええど。
日向:(こ………これって…………?)い………イド、貴方…………
イド:あらま…酔うたか………(別名、竜殺し、じゃからの…)
日向:うう、この私が二日酔いとは………
(酷い酔いから、千鳥足になっているようだ)
イド:ちょい、日向や…まだふらふらじゃろうが。寝んかい。
日向:……そんな…訳にも…………
イド:しかしまぁ…"ばっかす"がこんな強い酒っちゅうの、忘れとったわい。
日向:よくこんなの呑んで平気ですねぇ………
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