先生の目的3

先生:…!早かったですね。

研究所奥にあるこの座標の部屋へお願いします。


イド:………ああ、わかった。

着いたらまた連絡する。


バルト:ちっ…仲間に連絡しやがった!


(拘束を解こうともがくが、がっちりと固定され動けない)


リコ:くっ…………ダメだ、俺でも解けねぇ……


チュチュ:うーん、ダメでチュねぇ?


イド:…………侵入者風情が、この俺からあっさり逃げられると思うなよ。連行してやっから諦めろ。


(彼は侵入者を一瞥すると半ば無理やり引き摺って移動する)


チュチュ:乙女を手荒に扱わないで欲しいでチュ!


バルト:おい!何処に連れてく気だ!


マリア:やっぱり貴方はこういう人だったわけね……!少しでも期待してしまった私がバカだったわ…


イド:……いっぺんに喋りやがって(……超うるせぇ連中だ…)お前らごときにに説明する義理も必要もねぇ。


(目標は………ここか。こんな所で先生は何を………?)


先生:着いたようですね。全員を別の部屋に案内してください。

その後は……私から連絡するまで待機願います。


イド:……………ん。承知。


ビリー:(イドさん………さっきから一体誰と…?連絡している割には、増援の気配はない……)


マリ:(どうして手を下さないの…?さっさと引き渡すつもりじゃないの?)


イド:………とう!


(自分の胸元を殴るとその身体が6名に分裂した。拘束は相変わらずである)


………入れ。全員別の部屋だ。


バルト:…!?コイツ…分裂しやがったぞ!ちょ…押し込むなって!


リコ:と…とんでもない野郎だな…(大人しく従う方が得策か…?)


エメラダ:す、すごい!


チュチュ:おもチュろい身体でチュねぇ!

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