怒
今回は新しい話を連ねる前に
一つ思うことがあったのでそれを記述することから始めようと思う。
紡ぐという単語について
私は貴方の使う言葉を使おうとする私に腹が立つ
と、一話目で述べた私だったのだが。
自分の作品を読み返すと至る所で貴方の言葉や言い回しを使っていることが分かった。
自覚は多少ある。
貴方の言葉遣いには魅かれる部分が多く、ものにしたいとも考えている。
文章をすっきりとまとめるのが好きな私だが
圧倒的に語彙が足りない。
新しく得た単語を使いたいし、それが好みの単語なら殊更使いたくなる。
ただ、それしか出来ない自分に対して腹が立つ。
ということで自分に対して怒りを抱きながら
貴方の使う言葉を自分に投影していこうと思っている。
さて紡ぐとするか。
腰を据えて貴方の小説を読み、気うとさを感じたわけだけども
先日貴方は小説についての感想を私に求めた。
その時は半分想像通り、半分予想外と応えた気がした。
半分というのは文章の構成、流れ。
予想外だったのは、他で紡いでいる文章と似ていた点。
いや、強いて言うならば
似てはいなかった。
似ているのは芯が見えないこと。
濁った言葉で隠していること。
そこが似ているだけだった。
核となる部分を覘きたいのに見ることが出来なかったことへの不満。
私の自己満足と自己中心的な意見からの
酷似している、という感想。
書けば書くほど貴方ではなく自分のこと自身が暴かれていく感覚。
不愉快でたまらない。
今回はこんなところでやめておこう、グダグダしている気がする。
続きはまた次回。
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