あしたのあさは星の上


 あらすじーーーー


 アメリカ南部の架空都市に住む「白人のぼうや」は使用人である黒人農夫「チョコレートじいや」と交流を深めていく。二人は人種差別や戦争。原子力による社会問題と太陽爆発という地球終焉の危機を迎えてしまった世界で人種を越えた「絆」を深めていく。





 この物語は漫画家「石ノ森章太郎」先生が執筆したSF児童文学書です。初版は1967年。当時は「ジュブナイル小説」と呼ばれてたジャンルかな。挿絵ももちろん石ノ森先生が描いてます。


 作品の時代背景は恐らく執筆された1960年代だと思われます。当時の社会問題であり、今も深刻な問題となっている人種差別と戦争といった社会問題に加えて太陽爆発の危機と宇宙人との交流というSF要素を混ぜながら二人の交流を描いていきます。過度に書くとネタバレになりそうなので紹介文としてはここまでが限界ですすみません。


 カクヨムのとある小説を読んで頭をよぎって紹介しました。いまの時代もより強い人種差別問題等が社会問題となっていますね。いまだからこそ、というますか、どの時代でもこの作品のメッセージを手に取って感じてくれればと思います。


 現在は、2017年に復刻されましたので通販サイト等で3259円とお高めではありますが購入可能で、昔よりは手にしやすくなってます。


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