第3話アデル覚醒?

今日はようやく首が据わったマナスを連れ3人でピクニックに来たのだが…


「うおーとっ!」

殺気を感じとっさに身をよじるアデル。

そこには鋭く尖った石の槍が通りすぎる。


「もう一丁っ!」

次はバク転し後方へ移動すると通りすぎた場所から火柱が上がる。


「まだまだ!」

着地と同時に真横へステップして回避すると今度は氷塊が飛んできて地面を抉る。


「ラスト!」

ジャンプして近くの木のの枝にぶら下がる。


地面から竜巻が巻き起こり足先ギリギリまでにある草花がズタズタ に切り刻まれる。


「あーあー」

ぱちぱちとマナスが手を叩いて喜んでいる。


「…何で俺ばっかり…」

別にソフィアを狙えとは言ってはいないが…


「マナス…おとうさん凄いわね!」


「あい!」

元気よく返事をした。


…べ、別に嬉しくなんか無いんだからね?

アデルはツンデレ属性が覚醒した。

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