第2話「なんとなく、オルタナティヴ」

地球標準時で午後八時。

日本の地方都市で買い食いの為にコンビニへ向かう女子高生が現れた。

自明なことではあるが、すべからく女子高生は通常の人間よりもずっと高性能であるが故に燃費が悪く、大量のカロリーを必要とするのである。

女子高生はオルタナティヴ(音楽ジャンルやコミックジャンルではなく、意訳としての別側面を指す言葉)な存在だったため、武器を持たない徒手空拳であったが、とにかくすごい力で支払いを終え、メンチカツとコロッケを両手に持って家に帰った。

体重は増えなかったが、胸が増量した。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

いきなりオルタナティヴ女子高生 三原クロウ @crow_mihara

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ