結崎高校を舞台に、高校生たちの青春を描いた群像劇。

一つ一つのストーリーが独立している、短編集のような形式です。
登場人物たちの心情が繊細に描かれていて、臨場感あふれる物語でした。
一人ひとり違う日常、違う青春があることをしっかりと押さえていて、とても素晴らしいと思いました！
文章も頭に入ってきやすく、とても読みやすかったです！

結崎高校を舞台に、それぞれの少年少女の周りで起こる爽やかな青春物語が綴られています。

身の回りの日常にある小さな幸せ、想い、悩み、抗い……。そうした青春を紡ぐ欠片たちが鮮やかに、滑らかに、心地良く描かれています！

青春を感じたい。そんな人には、自信を持ってお勧めできる、透明な物語です。

ぜひぜひ、ご一読くださいっ！！

正統派、この小説は青春を真正面から描く作品です。(一言紹介とほぼ同じになってしまい、申し訳ないです。)

分かりやすく読みやすい青春小説だなぁと感じる要因は関係のない重いテーマを入れていないことです。時々、何かしら死と向き合うような作品がありますよね。それがないんです。この作品、大好きです!!
続編楽しみにしています。