第40話*

 窓側に頭を向けてうつ伏せに倒れている体のあちこちには2つの血のにじんだ穴が開いた所がいくつもある。ちらりと見える横顔には全く血の気が無く、どうやら男の遺体のようだった。薄ぼんやりとした部屋の中を見回すと思い思いの格好をした女性達があなたのすぐ側にいることに気づいた。


 なんたることだ。遺体に気を取られて接近に気づかないとは。あなたの後悔をよそに女たちの口元がキラリと光る。この男に死をもたらしたたちらしい。


 あなたは「カプリ」で食事をしただろうか? 食事をしていないなら第89話に進め、食事をしたなら第17話に進め。


⇒第89話に進む

https://kakuyomu.jp/works/1177354054890935249/episodes/1177354054890936089


⇒第17話に進む

https://kakuyomu.jp/works/1177354054890935249/episodes/1177354054890935695 

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