『同じAB型だから何となくね』
“~なぁ!” と語尾が独特な
一言で済ますなら、ズル賢い。
どんな障害であれ、人をよく見ているなぁと思う。お互いに波長が合うなら一緒にお昼を過ごしてるし、困ってる子がいるなら助けようと動いてる。……ただ、言葉を知らない或いは、すんなりと伝わる方法を持ち合わせていない。
イタズラをしにいって機嫌が良ければ反応があるし、そうでなければスルーだ。人によっては激怒。分かりやすい反応ではある。
作業中に「間違ってるなぁ!」と声が上がる。「どこが? じゃあやってよ」「ブラシ反対」
上下にくるっと変えるのか、左右を変えるかで大きく違ってくる。
相手の頭上に、?がみえてきた。
少し距離があるけどよくよく見たら、確かに反対だった。言って片づくならそうするけど、実際にやって示すほうが説明が楽だ。
職員さんが増えてどう接するか迷ってるのを見て、仮説が浮かぶ。その
英文があるとして、単語ごとに訳して、並び替え。言いたい事はあるのに、この並び替えが難しいから、相手は何が言いたいの? となってしまう。
お互い分かりあえるなら、一緒に作業できるかといえば……衝突する。なにが効率的か、やりやすいか、それぞれ違うから。
笑って受けとめるには、経験値が足りないかな。
いろいろ喋った挙げ句、「夢なぁ!」というオチ。どういう夢をみたか話してくれた、というわけだ。良いキャラしてるよ、ほんとに。
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