にわか音楽オタクが語る私的名曲選

二十二曲目：The Pussycat Dolls『Sway』

　プッシーキャット・ドールズ、再結成しましたね。先程Youtubeを見ていたら東京公演の広告が出てきて、それでようやく知りました。

　随分と懐かしい名前です。聞けば十年ぶりなんだとか。それは懐かしい訳ですよ。

　さて、私はそこまで熱狂して聞いていたわけではありませんが、それでもそこそこアルバムを聞いてはいました。

　その中で、一番好きな曲はと言うと、ファーストアルバム『PCD』のボーナストラック収録曲である『Sway』です。一応オリジナルのアルバム（と言って良いのか分かりませんが）だと『Shall We Dance?』のサウンドトラックの一曲目みたいですね。

　この曲を最初に聞いた時、それまでの今時な音から一転、ものすごく古臭いサウンドにびっくりしました。何というか、Frank SinatraとMarilyn Monroeのデュエットでありそうだな、なんて思うぐらい。

　歌詞も結構古臭いです。『君の瞳に乾杯』とか言い出しそう。WW2の頃、もしくはそれ以前のアメリカ映画の匂いがプンプンします。

　まあ、それが気に入っていたからこの曲を取り上げたんですが。

　この曲はアルバム内でもゆったりしている方で、すごく落ち着く感じの曲調です。まあ、歌詞は思いっきり踊ってるんですが、私この曲の歌詞は聞き取れないので気になりません。

　あ、あとMVはプッシーキャット・ドールズの名にふさわしい（？）セクシーなものです。他の楽曲のそれに比べると些かおとなしいですが、それでも全世界に存在するMVの中でもかなりセクシーであることは間違いありません。

　……いやしかし、今聞いてみるとかなり歌が上手いですね、彼女たち。当時はあんまり上手な印象がなかったのですが……ここまで上手だったとは。

　そんなところで、今日はここまで。

　過激すぎると問題にもなった事のあるガールズグループの名曲、ぜひ一度聞いてみてほしいです。