第4話 アツ?
あああ、うるせえなあ、ぶち殺してやるからな
静かにしてくれよ、なんなんだよ、うるさいうるさいうるさい、うるさいうるさい
うるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさい
くそ、くそ!くそくそくそくそ!!!俺の人生は一体何なんだよ!
鎮静剤をいつもの10倍ほど飲んだ気でいたが、まだまmだまmだdまmだmだmdぁmだmmだsmだmdまmだmdまmだmdまdまmdmだmdぁj」量が足らない。
これ以上飲んだら僕の脳みそはどうなる?心臓はどうなる?恐らゴミ処理場のゴミみたいに収縮して圧縮されて使い物にならなくなる。
それでももういいんじゃないか?僕人生を終えてしまってもいいんじゃないか?こんなのただ死ぬのを待っているだけじゃないか
次の朝、僕は
母から、そして父から全てを聞いた。
聞きたくなかった。
昔から起きてたこの事件を通して僕は最悪の想定をしていたつもりだった。
姉は癌だった。末期の癌だった。知らなかった。分からなかった。もっと早く知りたかった。
全ての薬は試したらしかった。効果はなかった。今はただ死を待っているだけだ。
姉は癌だった。姉は癌だった。
僕が親の金での海外生活をドブに捨ててる間、姉は生きるために必死にもがいていた。
僕はバカだった。僕は馬鹿だ。治らない馬鹿だ。
すまない、これ以上何を言っても蛇足だ。僕は馬鹿だ。僕は馬鹿だ。僕は馬鹿だ。馬鹿は僕だ。僕だ馬鹿は。馬鹿だ。馬鹿だ
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