第6話 自業自得

1日置いて久しぶり!自称バカの葉山 華恵だ!夏休みも終わり、宿題を提出するも再提出しないといけない私はまた今日もその提出物を家に忘れると言う失態をおかしてしまった。でも、もう面倒臭いので取りに行かない。走れば家まで10分もかからないだろうが、走るのが面倒臭いので、取りに行かない。そんな私が最近見出したスリル満点の遊びがある。なんだと思う?…それはだな、授業中に携帯を触ると言う行為である。普通に考えればいけないことだ。だが、このスリルを味わえるのはこの高校生という青春の日々だけなのである。そんな屁理屈を立て私は触りに触りまくっている。これが案外バレないんだなぁ…。隣の子には『華恵ちゃんは悪だ』と言われる始末だが、私にはそんな戯言戯言でしかない。そんな話はさておき。

昨日家に帰った瞬間に親に言われたことがある。親がこんなことを娘に言うのかどうかは…私には親がこの人たちしかいないので分からない。だが、とにかく言われたのだ。

「夏休み明けは自殺が増えるだってよぉ」

……何唐突に。て言うかなんで?

「憂鬱感とか孤独感とかまぁ、あとはいじめられていたりとか」

いじめられて自殺はまぁわからんでもないが、なぜ憂鬱感などを抱いて自殺に走るんだ?私にはその神経がわからん。ゲームを一人でしていた結果で自業自得だろ。そんなことで自殺されていたら、もっと苦労している人たちは一体何に逃げればいいかわかったもんじゃない。そんなしょうもない理由で『自殺』という名の現実逃避に走るんじゃねぇ。死んだらそこで終わりなんだよ。親に習わなかったか?学校でも習っただろうが?!


学校で習ったことを間に向けて話を進める私であった。

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