第20話 『射撃能力』の向上 タイトロングバレル 電子トリガー
サバゲーの必勝法は『相手』敵よりも早く『索敵』し正確に『射撃』して『命中』HITを取る事
言うのは簡単だが行うは難しだ
索敵は移動中よりも止まっているときの方が、視覚的にも聴覚的にも容易だ
有名なサバゲーマーの動画を見ていると必ず、敵を狙いやすく、そして気付かれにくい場所
所謂『強ポジ』にダッシュし、相手を待ち構えてから狙撃している
中にはハンドガン一丁で戦場を駆け巡りHITを取りまくるような人もいるが、経験に戦場の情報を熟知、更に優れた反射神経が必要なため万人向けではない
故に、サバゲーでHITを取るには先に相手を見つける『索敵』能力
バリげーどなどの影に身を潜めたり迷彩服で自分の存在を目立たなくする『隠密性』
そして、敵を見つけたら素早く照準を合わせて狙い撃つ『射撃』の能力
この三つが高めるのがベテランサバゲープレイヤーへの道だと僕は考えている
先ずは自分のエアガンを買った
『PS90 HC』国産メーカーのハイサイクルカスタムモデル
フルオートで秒間25発BBだBBを射出する事が出来る
最初はこの銃が強いと思っていたが、間違っていた
いや人によればこの銃で活躍できる人もいると思うが、僕には逆に目立ちすぎる銃だ
最初は、その高い連射能力がストレス解消になると思っていたけれど、位置ばれしやすく標的になりやすい
ちょうどその頃、鎮痛剤の飲みすぎで職場で倒れた
体調も悪くなり長期にわたって休む羽目になってしまった
だからと言って全く動けないわけでは無いので、動ける日はエアガンをカスタムした
タイトロングバレル 外側から見えているエアガンの重心はアウターバレルと呼ばれ見せかけで実際にBB弾が通るのはインナーバレルだ、その内径を小さい物に変えるとBB弾との隙間が狭くなりうまくいけば直進性がます
バレルを長くするとその分加速する距離が増すので初速が伸びて射程距離も長くなる
ただし長くしすぎるとBB弾を撃ち出す空気の体積よりもバレルの体積が大きくなりすぎて空気が足りなくなり空気を吸い込む力が働いてしまうそうだ
そうすると初速が早くなるどころか逆に遅くなる
現在元のバレル長が244mm、現在のバレル長は360mmに変えてある約12cmの延長で初速は秒速5~6m伸びた
次に『PS90 HC』はセミオートを撃つときに他の銃と比べてトリガーが重い
ブルパップといってメカボックスがトリガーより後ろにあるため一体化できず専用の部品で連結しているためだ
更にロックがかかり打てなくなる現象が起こりやすい
解消法としてフルオートで数発撃てば解消するらしいが、完全に敵に位置ばれする
さらにセミオートを連射するとスイッチ焼けを起こし通電しなくなることで撃てなくなる
それらの問題を解決するのに電子トリガー『陽炎6型+改』を組み込んだが、僕の取り付け作業の不備なのか、ゲーム中に引き金を引いていないのに弾が勝手に射出されるトラブルが起こり現在メーカー送りになっている
エアガンは別売りの照準器を落ち着けなくてもアイアンサイトと言う照準が備えてあるのだが『PS90 HC』のそれは僕にはとても狙いにくい
始めに買ったレプリカホロサイト(実銃向けの本物は10万とか数十万とかするらしい)はゼロイン調整と言って上手く照準の調整が出来なかった
もともとレプリカは調整幅が低い上に『PS90 HC』の構造上照準器を取り付けられる位置が銃口から離れすぎているのが原因だった
2回目に買った海外製のダットサイトは実銃用クオリティが売りだったが固定部に問題があったらしく目いっぱい固定してもぐらついて使い物にならなくて返品した
3回目は少し値段は張るが有名ショップのオリジナルモデル(国産)を購入したところ取り付けもゼロイン調整も問題なくできた
ハンドガードとサイレンサーも取り付けた
ハンドガードは伸びた銃身の保護
サイレンサーは発射音を完全には消してくれないが高温部分を削ってくれるので随分と静かになった『隠密性』の向上に少しは貢献していると思う
ただ銃の性能を上げただけでHITが取れる程サバゲーは甘くない(と言うか自分が下手なだけかもしれない)と思い知らされた
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