第225話会長の・・・・・・・

レッスンルームでお茶会とは嬉しい。


やはりここが落ち着く。




ジュースで乾杯!!




「会長!挨拶お願いします!」


ジェファーソンにお願いされたけど




「さっき答辞で話したし。皆、ありがとう。そしてこれからもよろしく!」


そう言うと軽いー!もっと感動的な挨拶をー!とブーイング。


全く困った子達だ。




「お腹空いたし!」


ジェファーソンが用意してくれたケーキにクッキーやサンドイッチが凄く美味しそう。


「食べましょうよ!」


キャサリンがそう言ってくれたので卒業プチパーティーが漸く始まった。




やはり城の料理人の作るサンドイッチは美味い。




それにしても予想以上のプレゼントだった。


レコード5000枚即完売する筈だよね。僕だけでもこれだけ人気あるんだし。




「会長が卒業するのさーみーしーいー!」


「僕もさーみーしーいー!」


「僕もー!!」


クライスとジョージとカインが向かい側の席から突然声を上げる。


めちゃくちゃ可愛いって。僕も卒業したくなかったよ。でも、ダブる訳にはいかないしねー。




「仕方ないだろ?1年先に産まれちゃったんだし。」


僕が顔を顰めて言うと解ってるしーと3人はブーブー言う。




「しかし、寂しいよなあ。何か会長は何時までも生徒会長だと思ってたし。」




「ルナリー、、もうあだ名はずっと会長で良いよ。」


だーよーなー!とルナリーは笑う。本当にこの破天荒な主人公が居たから今の人生がある気がする。


良かった、君が主人公として転生してくれて。


だから皆に出逢えたんだ。




「会長ー!これからもずっと一緒に居ような!」


ルナリーが笑顔でそう言った。




あれ?僕はこのシーンを知っている。




「僕も!!これからもずっと会長と一緒に居る!」


クライスが笑顔で




「勿論、僕もずーっと一緒に居ます!」


カインも笑顔で




「僕ともずっと一緒に居てね。」


ジョージがはにかんで




「会長、僕も!!僕もずっと一緒ですからね!」


ジェファーソンが焦った様に手を上げる




「俺もー!末永くよろしく!」


ルイスがニヤっと笑う




「会長!ずっと御一緒よろしくお願いします!」


エミリアが微笑む




「最初は色々あったけど最高の友達よね!これからもよろしく!」


キャサリンが握手を求めてきた。




キャサリンと握手を交わす。




そうだ。これはハーレムエンド!!!




まあ、本当はルナリーが言われるやつだけど。


僕が全員に言われる何て。




アリラブファンとして最高の卒業式じゃないか!




ヤバい笑顔が、、いや、、ニヤニヤが止まらない!




「ありがとうね!勿論、ずっと一緒!一生を共にするぞー!」


叫ぶと皆、おーー!!と手を上げる。




本当に一生一緒に居てもらうからね?


ハーレムエンドのその後どうなるか知らないけれど。




彼等と爺さん婆さんになってもずっと一緒に居たい。




クライス、ジョージ、カインが本当に結婚しないんなら4人でシェアハウスしたいなあ。




ふふ。僕ってやはり欲張りだ。




「会長、何、ニヤニヤしてるの?」


クライスがツッコミを入れてくる。




「そんなにニヤニヤしてたかな?」




「うん。お見通しですから。」


クライス、、あー!可愛い!!




「いや、一生って言っちゃったからね?本当に一生居てくれよ?」


ちょっと意地悪そうに笑いかける。




「勿論、ずっとね!」


さらっと答えるクライスに本当に心が翻弄される。




「そりゃ楽しみだ。」


僕も笑ってさらっと答える。




さあ、明日からは社会人。やる事だらけだ。


本格的にノネット・クライムの事務所も作りたい。




僕が知らない卒業後の世界が始まる。




多分、絶対?そんなの解らないけれど大丈夫。




ケビン・フォワード。アリア学院ラブソングの伝説の隠しキャラ。


卒業おめでとう。僕。




また明日からも宜しく御願いします。

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