第4話 初めての大学と3浪

 初めて大学に合格したのですが 岡山県の学費が高い私立大学でした。

自分の夢は学費の低い国立大学に入学したいということだったのであまり行く気がありませんでしたが行ってみたらよくなるかもしれないということで岡山県に行きました。

 入学したての頃のレクリエーションの小旅行とかは面白かったのですが、大学の授業なのに15回のうち13回は高校の内容だったり、授業料が思っていた通り高かったので一か月でその大学を辞めて3年目の浪人に戻りました。

 でも大学の授業を受けたことは自分にとってプラスになりました。それまでは数学の公式を深く考えすぎていましたがそれは間違いで箸やフォークと同じ単なる道具だから使い方がわかるだけでいいという理解が生まれたことです。

 2浪の時先生から言われた勉強のやり方は自分で工夫して作るものだという言葉と数式や勉強で習う物事は単なる道具で使い方さえ分かればいいという二つのことが自分の成績が上がるきっかけになりました。

 それからは、自分流に予習をするようになり成績がどんどん上がりました。

3浪でセンターが9科目で580点取れるようになりました。でも国立大学の数学科は不合格でした。あと10点2次試験の点数があれば受かっていたという結果でした。

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