これまでと、これから。
僕の人生は「やーめた!」の連続だ。小学校低学年、ゲームが難しくて投げた。中学1年生、陸上部の外部コーチがことあるごとに「死ね!」「やめちまえ!」などの暴言を吐いてくるのが嫌で、コーチに文句を言ってから辞めた。
中学生の頃ギターを始めてみたけれど、結局1曲を弾けるようになっただけで辞めてしまう。高校の演劇も受験を理由に辞めてしまうし、大学も半年で行かなくなった。職を転々としたときもイジメられたとか、セクハラされたとかを理由にすぐ仕事を辞めたということの繰り返しだった。
嫌なこと。辛いこと。そんなことがあると辞めてしまう。見切りをつけるのが早い。決断が早い。行動力がある。そんな風に褒めてくれる人はいる。だけど、違う。諦めが良すぎる。諦めるのが早すぎる。僕はそんな自分が嫌いだ。
だけど、ライターだけは続いている。ライターとして仕事を始めてから4年が経った。僕が4年間同じことを続けたのは、強制的に行かせられた小学校以来ないことだ。小説は中学のとき書いて、一度辞めた。高校の頃また書いて、大学になってまた辞めた。
挫折するほど努力していない。
だから、僕はライターだけは続けたい。努力したい。ダメだったときに「挫折した」と泣けるほど努力していたい。これからは諦めずすぐ辞めず、嫌なことがあっても逆風が吹いていても逃げずに続けたい。自分優しい世界、心地よい場所にばかり居ないで暗闇の荒野で戦い続けたい。
逃げてはいけない。
これからは逃げない。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます