小説書きたいフリーライターの嘆き

「小説書いてる時間がネェ!!!」

 僕の仕事が終わるのは、早くても22時30分頃。遅い日だと0時を回ってもまだ終わらないことがあります。仕事が終わっても文章の勉強・構成の勉強、自分のダメなところの振り返りと改善点の模索などなど、やることがあるわけです。そうこうしていると、終わるのが早い日でも0時を回ります。

 さあここから執筆を……! 無理ですわあ。脳いっちょん回らんよ本当に。何も考えられない状態になります。抜け殻です。考えていることを全部口に出さなければ、何も思考がまとまりません。「ええと歯磨いてー。洗い物は明日の朝でよくて。ええーと」みたいな。

 眠ることしかできなくなります。


 じゃあ休日に書こう! 口に出してすぐ、休日らしい休日が無いことに気づくんです。僕は基本的に意図的に休みを取りません。休みを取る日は「友達と飲みに行く」とか「役所行く」とか「病院行く」とか用事があるときです。あとは、体調を崩したときですね。だから休日に執筆をするというのも難しい。

 だけど、小説を書きたいんです。僕はどうしようもなく小説書きたいんですよ。小説の執筆は、自分自身の弱さと向き合うための方法のひとつですから。現実と戦うために小説という虚構を借りているんです。だから僕は小説執筆を全くしないというわけにはいかないようで、たまに書きたい欲が爆発してしまいます。


 書きたい。書きたい。書きたいんだよ。だけど書く時間がないんだ。僕が小説家なら仕事は小説を書くことだけど、あくまで趣味。書く時間を捻出するには、仕事を少しだけ犠牲にしないといけません。

 正直、小説を書けないのも辛いけど、小説を書くために仕事を犠牲にするのも辛い。仕事を犠牲にすることは生活全体を犠牲にすることを意味しますからね。

 これが小説を書きたいフリーライターの嘆き。


 まあ……結局言いたいのは。


 今月はこれ以上小説書けない! ということです。諸々の更新は10月になる可能性があります。ただ『冬が真っ赤に染まる音』に関しては、あと1回分ストックがあるから投稿くらいはしようかな。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る