第4話

 確かに、色んな意見がある。(唐突!)


 読んでもらえないと意味がないとか。

 自己満足で書いても良い作品は出来ないとか。


 厳しい意見もたくさん。

 厳しくても、ですよねーと同意する良意見もたくさん。


 でもさ。

 疲れてて気持ち落ち込んで参ってて、そんな時にそういう強い言葉は聞かなくていいし、わざわざ見に行かなくてもいい。


 鬱病の人にさ、「病気になったのはお前が悪い。そんな豆腐メンタルじゃ生きていけない。早く直して、会社のトップを目指せ」とかいう人いる? おらんやろー。こんな事ツイートした日には、俺のタイムラインが真っ赤に火を噴くぜ。


 あ、燃やされてるのこっちか。


とまあ、変な例えやけど。


 心すり減らしてる時には、正常な判断が出来ない。そのくせ、自分とって厳しい言葉だけが、すんなり心のゲートを通り過ぎていくんよね。


 もう顔パス並みに。



 だから、今は聞かなくていいよ。

 そういう情報、探しに行かなくていいよ。

 そういうのは、今のネガティブを抜け出してからでいい。


 ネガティブの底から抜け出して、自分の作品を良くする為に、ちょっと知識を増やそうかなー? という元気が出てきたときに、改めてお世話になったらいい。


 その時にはきっと、ネガティブだった時に心をすり減らすだけだった厳しい意見も、今のあなたにとって新たな可能性を引き出す助言になると思うんよ。

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