第179回 自分の実力以上の作品が書けたと思う事はありますか?
アンケート179回目。今回は書き手の皆さんに、自分の実力以上の作品が書けたと思う事があるかについて聞いてみました。その結果はこちら。
書き手の皆さんに質問です。うまく書けすぎて、これ自分が書いたんじゃないなって思ってしまう作品はありますか?
全ての作品がそうだよ 10%
たまにそう言うのが書けるよ 20%
そう言う作品が書けた事はある 20%
全部自分の実力だよ 50%
最終投票数は10票でした。
創作をしていると、書き上がった時になんでこんなにうまく書けてしまったんだろうと思う事ってないですか? 自分が書いたのに、まるで誰かが自分の体を使って書いたんじゃないかって思ってしまう。憑依執筆スタイル。その時、その瞬間でしか書けなかっただろうなと後で考えてしまうような。
絵とかは、そう言うのよくあるんですよね。その時に描いた線はその時にしか描けなかった――とか。文章だってそう言うのがあるかと思うんだな。
で、そう言う体験があるかどうかを今回のアンケートテーマにしてみました。
私がこのアンケートに自分で答えるとするなら『たまにそう言うのが書けるよ』を選びますね。実際の私の筆力はショボショボなので、それ以上の作品が書けた! と思ったら、これは『書かせてくれた』もしくは『書かされた』と感じてしまうのです。そう言う作品、割とあるんだなぁ。
過去に書いた作品を今の実力でリメイクしても、多分過去作の方が出来がいいものが多くなるような気がします。成長していないとも言う(汗)。
アンケートの結果ですけど、一番多くの票を集めたのは『全部自分の実力だよ』で支持率は50%でした。流石のパーセンテージですね。これはつまり全て計算で、一切不確定要素が交じる事なく、思った事を忠実に描写する事が出来ていると言う人がこれだけいると言う事なのでしょう。これを選んだ人は、何かが降りてくると言うのではなく、テーマから書く人タイプなのかな。
次の多くの票を集めたのは『たまにそう言うのが書けるよ』と『そう言う作品が書けた事はある』で、この2つが同率の支持率20%でした。全部じゃないにしても、何作かは自分の実力以上の作品が書けた事がある人達です。私もここに入りますね。夢中になって、書きたいと言う情熱が暴走した時にそう言う作品になっている気がします。頭の中が空っぽで言葉がどんどん湧き上がる状態、トランス状態ですね。
これは私の場合の話なので、他の人は違うパターンなのかも知れませんけど。
最後に残った『全ての作品がそうだよ』と言う、自分の実力以上の作品しか書けないと感じる人は10%。これはカクヨムに発表する作品がそう言う作品のみとか、そう言う意味なのかも知れません。それか、自分の素の実力を低く見積もっているだけなのか……。
書く度にトランス状態になる人がいても不思議ではありませんけどね。
全体的に言うと、自作を完全にコントロール出来ている人が50%と言う事で、これはすごいようにも感じますが、逆に言うと2人に1人は実力以上の作品を一作以上は書いていると言う事です。これはこれで興味深いですよね。
とは言え、前回の件で私のアンケートに答えてくれる人は全員流行を追いかけていない人って分かってしまったので、偏りは相当なものでしょうけど(汗)。
と言う訳で、今回の最終投票数は10票と、ちょうど10票集まって良かったです。次回も10票以上集まって欲しいところ。
今回もアンケートに参加してくださった皆さん、有難うございました。
さて、次回は、実体験をベースに創作する事があるかどうかについてのアンケートとなります。
こちらも、よろしければ気軽に答えてくださると嬉しく思います。
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