第177回 一度中断した作品の続きをすぐに書けますか?

 アンケート177回目。今回は書き手の皆さんに、一度中断した長編の続きをすぐに執筆出来るかどうかについて聞いてみました。その結果はこちら。


 書き手の皆さんに質問です。一度中断した作品の続きをすぐに書けますか?


 書けますよ              15.4%

 読み返せば感覚を思い出せます     30.8%

 書けるようになるまで時間がかかります 38.5%

 中々続きが書けません         15.4%


 最終投票数は13票でした。


 長編作品を書く場合、一番いいのは書き終わるまでその作品の執筆だけに集中する事です。毎回それが出来れば良いのですが、色々な事情があって執筆を一時中断してしまう事もありますよね。一旦中断したものをまた再開するってちょっと大変です。今回はその再開事情についてアンケートをしてみました。


 私がこのアンケートに自分で答えるとするなら『書けるようになるまで時間がかかります』かな。いや、昔は結構読み返せたらすぐに書けてたんですよ。今は時間がかかってしまいますねぇ。これって年齢的なものなのかしら?

 ただ、書けないって事はないです。当時のノリは完全に戻らないかもですけど。作風は変わってしまうかもですけど。じゃあ早くエタっている話の続きを書けって話ですよね。ごめんなさい。


 アンケートの結果ですけど、私も選んだ『書けるようになるまで時間がかかります』が一番選ばれていましたね。支持率は38.5%。やはり皆さん執筆中断からの復帰には難儀しておられるようです。分かりますぞ。私も同じでございますからな。


 次に多くの票を得ていたのが『読み返せば感覚を思い出せます』で、こちらの支持率は30.8%でした。再開に時間がかかるのが(脳年齢的な意味で)若くない人としたら、こちらを選んだ方々は若い人って事になるでしょうか。私も昔はそうでしたもん。若さっていいな。人間っていいいな。


 残りの『書けますよ』と『中々続きが書けません』は同率で共に支持率は15.4%でした。すぐに書ける人と再開させるのがとてもしんどい人が同率って、とても示唆的ですね。光と闇の総量は同じ、的な。こう言う結果になったのはまさに奇跡。偶然だとしても興味深い話ですねえ。


 と言う訳で、今回は若い人と若くない人がほぼ半分半分みたいな面白い結果となりました。自分のアンケートでここまで興味深い結果になるのも珍しいかな。投票数が少ない場合、その結果には偏りが出るのが普通ですからね。

 総投票数が1000票以上になったら、もっとハッキリと傾向が分かるのかも知れません。自分のアンケートでそこまで票が集まると言う事はないでしょうけどね。


 と言う訳で、今回の最終投票数は13票と、何とか10票以上の票が集まって良かったです。次回も10票以上集まって欲しいところ。

 今回もアンケートに参加してくださった皆さん、有難うございました。


 さて、次回は、作風の流行を強く意識するかどうかについてのアンケートとなります。

 こちらも、よろしければ気軽に答えてくださると嬉しく思います。

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