第164回 レイティング作品は書きますか

 アンケート164回目。今回はレイティングの限界に挑戦するような作品を書く事があるかどうかについて聞いてみました。その結果はこちら。


 書き手の皆さんに質問です。レイティングに挑戦する作品は書きますか?


 エロの限界を目指してます   30%

 グロの限界を目指してます    0%

 保険でチェックを入れてるだけ 50%

 レイティング作品は書きません 20%


 最終投票数は10票でした。


 レイティング、カクヨムでは3つの分類があります。残酷描写、暴力描写、そして、性描写です。残酷と暴力は似た部分がありますけど、ただ殴るだけで欠損しないなら暴力のみ。体が欠損したりすれば残酷描写となるでしょう。残酷も暴力も捉え方次第ですけどね。

 んで、残る性描写。意外と文学って濃密な性描写のある作品が多かったりしますよね。一昔前の洋画ではみんなベッドシーンがあったみたいに、必須項目かな? と言う感じで濡れ場が描写されていたりします。そうでない作品も多いと思いますけど。


 つまり、何が言いたいかと言うと、カクヨムって結構性描写を書く人、多いんですよね。そう言う要素があると読まれると言う部分も大きい気がします。売れるためにエロ小説も書いていた、なんて小説家の黒歴史テンプレでよく見かけますが、アレって結構真実なのかも知れません。

 しかし皆さんよくリアルな性描写を書けますよね。私、ちょっと恥ずかしくて書けんですよ。イラストを描いていた頃もエッチィのはパンチラが精一杯でしたもん。


 私がこのアンケートに自分で答えるとするなら『保険でチェックを入れてるだけ』になりますね。一応バトル要素のある作品も書くので、その作品に暴力描写のチェックを入れています。個人的にはそこまで暴力的でもない気はするのですけどね。

 チェックを入れていないがために怒られるくらいなら入れておこう。まあそんな感じです。ちなみに、暴力以外にチェックを入れた事はありません。


 アンケートの結果ですが、一番票を集めたのは支持率50%の『保険でチェックを入れているだけ』となりました。うん、私みたいな人が多いのですね。そう言うシーンがあるからチェックを入れてるだけで、別にその表現を極めたいとかは思っていないよと。無難ですけど、やっぱ多数派はそうなるんだなあ。


 次に票を集めたのは、支持率30%の『エロの限界を目指してます』でした。やっぱり、と言う感じですね。エロは読まれるんだなぁ。特に、禁断の恋とかになったら更に読まれそう……。リアルではご法度だからこそ妄想で盛り上がっちゃうのですよね。ただし、カクヨムは18禁サイトではありません。やりすぎ描写には十分注意して欲しいですね。やりすぎてBANされちゃいませんようにっ!


 3番目に票が集まったのは、支持率20%の『レイティング作品は書きません』でした。すごくソフトな話を書く人がここに投票したのかな。そう言うポリシーがあるのは素晴らしいと思います。そう言うジャンルも必要ですよね。


 最後に『グロの限界を目指してます』を選んだ人はいませんでした。グロと書かずに残酷・暴力描写とした方が良かったのかも知れません。では何故グロと言う言葉を選んだのかと言うと、よくエログロって言うじゃないですか。その流れからだったのです(汗)。

 グロと言うと気持ち悪い表現ってイメージになるから、好き好んでそう言う表現の限界を目指す人は少数派になるのでしょうね。アンケートでは0%でしたけど、全然いないと言う事はないと思うんだ……。


 全体的に見ると、そう言う描写はするけど、エグいほどの描写はしない人が多いと言う当然の結果となりました。で、極めようと言う人はエロ関係で多く、ヤバい描写はしないと言う人も割といるようです。今回もアンケートで色々と見えてきましたね。


 と言う訳で、今回の最終投票数は10票と、10票に届いて何よりです。次回も10票以上集まって欲しいところ。

 今回もアンケートに参加してくださった皆さん、有難うございました。


 さて、次回は、作品が完結後も読まれているかどうかについてのアンケートとなります。

 こちらも、よろしければ気軽に答えてくださると嬉しく思います。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る