第127回 漢字の変換はどうしていますか?
アンケート127回目。今回は書き手の皆さんに、作中の漢字の変換について聞いてみました。その結果はこちら。
書き手の皆さんに質問です。漢字の変換はどうしていますか?
難しい漢字もバンバン使う 8.3%
ひらがなのままが多い 25.0%
知っている漢字だけ変換する 0.0%
文章の流れから変換するかどうか判断している 66.7%
最終投票数は12票でした。
小説の場合、執筆する文章を漢字に変換するかしないかも執筆者のテクニックのひとつみたいに言われていたりします。漢字に変換しない事を開くと言うんですよね。よく言われているのは、漢字が連続で並ぶと目がしんどいので、並ぶようだと一部の漢字はひらがなの方がいいとか。出来るの『出来』とか『事』がそれにあたります。新聞の文章とかでも基本的にこの2つはひらがなですからね。
他には最近の倫理観の流れで漢字にしないやつもありますな。子どもとかきょうだいとか。これらはまぁ個人の判断でいいかと思います。
私が自分でこのアンケートに答えるとするなら『難しい漢字もバンバン使う』でしょうか。たまに変換すると自分でも読めない漢字が出てくる事がありますけど、そう言うのはルビをつけて使っちゃいますね。
ただし、そこには自分ルールがあって、ひらがなの方が感じがいいものに関して言えば変換はしません。例えば、漸くとか、無いの漢字表記は感覚的に自分の中ではナシなのでひらがな表記ですね。好みの問題ですけど。ひとつも一つとは書きません。これは横組みで読んだ時に紛らわしいからです。
アンケート結果なのですけど、一番得票率が高かったのは66.7%の『文章の流れから変換するかどうか判断している』でした。実際、漢字が続くと読み辛いのである程度はひらがなにしようって言う流れなので、この考え方が一番正しいのですよね。過半数の人がこれを選ぶと言う圧巻の人気でございました。
次に人気だったのが得票率25.0%の『ひらがなのままが多い』でした。迷った時はひらがなが正解なんて言う人もいますし、そう言う考えの人が多いと言うのがこのアンケートでも浮き彫りとなりましたね。あんまりひらがなが多いと言うのもどうかなーと私は思ってしまうのですけど……。
3番人気だったのが得票率8.3%の『難しい漢字もバンバン使う』でした。私はバンバンに難しい漢字を使った作品も好きなのです。何となく大人の文章って感じがしますもの。ただ、堅い文章の作品でないと漢字の多い作風は似合わないかも知れませんね。
最後に『知っている漢字だけ変換する』を選んだ人は0.0%、つまり誰もいませんでした。漢字の変換を機械任せに出来る時代になって、知らない漢字も変換候補に出る時代ですからね。これは知らなかったからひらがなのままにしようって考える人はいないのかも知れません。
全体的に言えば、漢字が続くようならひらがなのままにする人が多いと言う事で。残りはひらがな派と漢字多め派ですが、WEB小説においてはひらがな派の方が多数派のようです。使用する文体からそうなったのかも知れません。
と言う訳で、今回の最終投票数は12票と、今回も10票以上の票が集まって安堵しました。次も何とか10票以上集まって欲しいところ。
今回もアンケートに参加してくださった皆さん、有難うございました。
さて、次回は、小説以外の創作についてのアンケートになります。こちらも、よろしければ気軽に答えてくださると嬉しく思います。
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