第122回 最初の構想通りに書けていますか?
アンケート122回目。今回は書き手の皆さんに、最初に思いついた構想の通りの物語が執筆出来ているかどうかについてのアンケートを取ってみました。その結果はこちら。
書き手の皆さんに質問です。最初に思いついた通りの話を書けていますか?
勿論書けてますよ 8.3%
たまに気がついたら違う展開に 25.0%
最初の構想とは別物になる場合もある 33.3%
書いてみないと分からない 33.3%
最終投票数は12票でした。
物語って最初に思いついて、大まかな流れを書いて、その後に執筆を始めるじゃないですか。執筆の前にしっかりプロットを作る人もいますよね。で、いざ執筆を始めてみたら筆が乗ってそこで違う展開になってしまい、気がつくと最初の構想と違う流れになってしまった。こう言うパターンも執筆をしていたらあると思うんですよね。特に長編になればなるほど、この可能性が高くなる気がします。
私がこのアンケートに自分で答えるとするなら、『たまに気がついたら違う展開に』を選ぶかな。やっぱり思っていたのと実際に書くのとではズレって出てきますよね。それでも最後までの道筋を決めていたら、その流れにはそうようにしています。
つまり、結末は変わらなくても過程が変わっちゃうんですよね。それはそれで面白いのですが。
アンケートの結果ですが、得票率トップが2つと言う結果になりました。『最初の構想とは別物になる場合もある』と『書いてみないと分からない』が同率の33.3%です。3分の2の人が最初の設定通りには話が進まないみたいですね。これはちょっと意外な結果でした。プロットから外れたら執筆した方を消すって人もいますけど、この結果からすると執筆した方を活かす人がそれだけ多いみたいですね。映画で言えば役者のアドリブを活かすタイプ。
次に票を集めたのは、25.0%の得票率の『たまに気がついたら違う展開に』です。アンケートに答えてくれた人限定と言う条件下ですけど、書き手の人のほとんどは最初の構想通りに話が進まなくてもそのまま書き進めちゃうみたいですね。
やっぱり、実際に書いた文章こそが正義ですぜ。最初の構想なんて予定でしかないんですよ、ええ。
で、最後に残ったのが得票率8.3%の『勿論書けてますよ』。最初の構想の通りに話が書けると言う人は10人に1人もいないと言う結果に。これは本当に意外でした。予想ではこれを選ぶ人が30%くらいはいるんじゃないかと思ってましたからね。書いていて予定とズレたら書いた文章の方を削ると言う人、やっぱりあんまりいないのかも知れません。この8.3%の人はそう言うタイプなのでしょうね。
と言った感じで、全体的には書いた文章の方を優先する人がほとんどと言う結果となりました。私もそっち派なのでちょっと嬉しい感じです。最初の構想とズレてしまっても、その方が自然だったり面白ければよかろうなのだ!
と言う訳で、今回の最終投票数は12票と、今回は何とか10票以上の票が集まって安堵しました。次も何とか10票以上集まって欲しいところ。
今回もアンケートに参加してくださった皆さん、有難うございました。
さて、次回は、最初に思いついたらすぐに書き始めるかどうかについてのアンケートになります。こちらも、よろしければ気軽に答えてくださると嬉しく思います。
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