第106回 作品のスケールはどんな感じですか?
アンケート第106回目。今回は書き手の皆さんに執筆する物語のスケールについて聞いてみました。そのアンケート結果はこちら。
書き手の皆さんに質問です。物語のスケールは大きいですか?
必ず世界を救う 5.9%
大袈裟な話は書けない 23.5%
作品による 52.9%
書いてみないと分からない 17.6%
最終投票数は17票でした。
私の書く物語のスケールは、バトルが絡まなければそこまで大きくはなりません。ただし、バトルが絡むとどうしても大袈裟な方向に話を進めてしまいますね。それは男子が書く物語の必然なのかも知れません。男の子は世界を救うヒーローを描きがちなのです。世界を救いたいものなのです。特別な力を持っていれば、ですけど。
と言う訳でですね。自分でこのアンケートに答えるとしたら『作品による』となります。無難ですねぇ。ええ、無難なんですよ。世界や宇宙を救う話も書けば、おばけが平和に暮らす話も書くんです。やっぱ創作者たるもの、様々な話を書けなくてはいけませんものね。クオリティはさておき。
で、アンケート結果なのですけど、一番多くの票を集めたのは私も選んだ『作品による』で、52.9%でした。普通、実に普通の結果であります。とは言え、普通の結果が一番になると言う事は、このアンケートが信用出来るものになったと言う事でもあるのでしょう。少なくとも今回の結果においては。
次に多くの票を得たのが『大袈裟な話は書けない』の23.5%。大袈裟な展開になるほどリアルから離れていきますから、これを選んだ人はリアルな描写の好きな人なのでしょうね。恋愛小説をメインで書いている人が多そうな感じですな。
次に人気だったのが『書いてみないと分からない』の17.6%。このタイプの人はアレですね、執筆を始める時にプロットを書かない人なのかも知れません。私もノープロットで話を書いていたら、とんでもない展開になった事があります。そう言う書き方も面白いですよね。収集がつかなくなる可能性もあるので、長編には向かないかもですが。
最後に一番票が集まらなかったのが『必ず世界を救う』の5.9%です。これを選んだ人はバトルモノばかりを書いてしまう人なのかも知れません。バトルモノの場合は、話を進めるとどうしてもスケールが大きくなってしまうのですよね。これは必然でもあります。どうしてもそうなってしまうのですよ。こう言う人も存在してくれて良かった。やっぱり0%は淋しいですからね。これを選んでくれた人、有難うございます。
アンケートの傾向からと言うと、作品によって話のスケールが変わる人が多かったのですが、大げさな話を好む人より、リアル寄りの話を書く人の方が多い感じみたいですね。異世界ファンタジーが人気のWEB小説の世界ですけど、意外とファンタジー以外の需要もあるのかもなんて考えてみたり。
と言った感じで、今回の最終投票数は17票と、今回も無事に10票以上の票を集める事が出来ました。割と答えやすかったのかな? 次回もどうにか10票以上集まって欲しいところです。
今回もアンケートに参加してくださった皆さん、有難うございました。
さて、次回は、ネタ被りを気にするかどうかについてのアンケートになります。こちらも、よろしければ気軽に答えてくださると嬉しく思います。
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