第39回 1話あたりの文字数について

 アンケート第39回目。今回は作品の1話あたりの文字数について聞いてみました。そのアンケート結果はこちら。


 書き手の皆さんに質問です。1話あたりの文字数はどのくらいですか?


 2000文字以下    41.7%

 3000文字前後    33.3%

 5000文字以上     8.3%

 話の展開次第でバラバラ 16.7%


 最終投票巣は12票でした。


 私がカクヨムに投稿を始めた頃、作品の1話は3000文字前後が丁度いいと言われていました。当時の創作論でもその説を推す内容が多く書かれていたような気がします。私もその流行りの流れに沿って、当時は3000文字前後、正確には3000文字以内に収まるようにして投稿していましたね。

 私の長編の話の切り方は、純粋に文字数計算で規定文字数になったらそこで切り上げる感じです。これが何も考えなくていいから楽だったのですよね。


 で、今書いている新作でも同じ方法を取っているのかと言えば、違うんです。最近のWEB小説のトレンドが1話2000文字以内にシフトしてきているのを知って、その流れに沿う感じとなりました。後、多少は内容に合わせる切り方にもしています。こうした事によって少しでも効果が現れていたらいいのですけど、現実はそんなに甘くないんだよなぁぁ。

 と言う訳で、私の場合に限って言えば文字数を変えたところで効果はないようです。へへっ、現実は厳しいぜ。


 で、アンケート結果なのですが、やっぱり最近の流行を反映している結果となりましたね。『2000文字以下』が一番の多数派となっております。これ多分3年前にアンケートを取ったら『3000文字前後』の方が多かったはず。

 私のアンケートに答える人は、票数の少なさから言って流行には無縁な人が多いような気がしていましたけど、この問題に関して言えば流行に敏感な人が多いようです。


 ちなみに、一般書籍をよく読む人はこの1話あたりの文字数の少なさに不満を覚えるらしいのですが、そう言う人が好むであろう『5000文字以上』の支持者は一番の少数派となっておりました。これもきっと時代の流れなのでしょうねぇ。


 1話あたりの文字数を減らして話数を稼ぐと必然的にPVが増えます。そう言う戦略に特化した1話500文字以下な作風の人もいるのを私は確認しています。

 ただね、流石にそれは極端だなって思うんですよ。1話の文字数が減る流れも今くらいで安定して欲しいなって思いますね~。


 今回の最終投票数は12票。前回よりは投票数が増えてくれました。良かった良かった。次回も最低10票は集まって欲しいところです。

 今回もアンケートに参加してくださった皆さん、有難うございました。


 さて、次回は自作の作風についてのアンケートになります。こちらも、よろしければ気軽に答えてくださると嬉しく思います。

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