第35話1000年研者ユーリを○○する

「ユーリ…それは(進化)じゃなくて(人化)じゃないか?」


師匠ら収納から子供服(恐らくアリー姉かシーナのお古だろう)を取りだし着せている。


「…よく分かんない?」

さっきまでガウガウとしか聞こえたなかった声がちゃんと人語に聞こえる。


「って師匠!?そのユーリって娘の言葉が普通に分かるようになってますよ!」


「ほう…?」

…一瞬で目の色が変わる。


「…ちょっとこっちに来なさいユーリ」

山の一部を土魔法で改変し大きな建物が現れる。



「シリウスはここで待ってなさい」


「え!?ちょっ師匠!?」

突然のことに唖然としていると建物の中に二人が消えていった。

時折凄まじいドラゴンの鳴き声がしたり、何かが唸る音がしたりしたが好奇心より恐怖が勝り中に入る事ができなかった。


半日ぐらいたってようやく師匠は建物から出てきた…ぐったりとしたユーリを連れて。


「…師匠何やったんですか!?」


「決まってるだろ?」

満足顔で師匠が返す。


「研究」


…神獣相手に何やってるですかアンタ

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