第22話よく聞け!私の名は…。
「…あれ貴族ぽいけど助けなくていいのか?」
アッシュは兵士側に貴族がいることに気がつきディアスにたずねるが…
「…魔物に倒されれば俺たちとしては面倒が無くて助かる」
貴族に襲われたとなると逃がすのも倒すのも手間がかかる。
「…鬼」
ジト目で睨まれるが、
「そんなに人間と戦いたいのか?」
といわれ目を逸らす。
オクラインの首を切り落としこちらを睨みつける人影が見えた。
「気づかれた!?」
500mは離れているんだぞ!?
「そこに隠れている者出てくるがよい!」
ディアスは魔力を高め攻撃の準備をする。
その様子にアッシュは時間稼ぎをしようと姿を現す。
「ほう…中々勇気があるようだな…」
その姿は人のようで人ではなかった。
頭に2本の角、手には鋭い爪毛、むくじゃらの体
「魔族か!?」
魔族の目撃情報なんぞここ数十年聞いたことがない。
「ふふふ…そう!私は魔王様の一の子分!」
「我が名は…「メテオインパクト!」」
「「え!?」」
大きな隕石が魔族を下敷きにしたかと思うと爆発し辺りの魔物ごと消し去った。
「さあ戻りますか…?」
「…」
コクコクとアッシュは壊れたように頷いた、
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