第72話 同調圧力への対抗手段(前編)

 よう、古城ろっくだ。

 最近、このエッセイで書きたいネタを思いつくたびに「いや、似たような話を前にもしたな」とか、「あれ?何の話をするつもりだったんだっけ?」とか、そんな状況をループしている。

 まあ、いいや。とりあえず酒でも飲もう。今日は……こくいもの黒だな。芋焼酎だ。お湯割りで飲んでいる。

 ちょっとずつ僕の飲む酒がマンネリになってきている気がするなぁ。ま、必ずどこかでそんな現象は起きるものなんだが――

 そうだ!きみのオススメの酒はあるかい?

 あったら今度こっそり教えてくれ。仕入れておくからさ。一緒に飲もう。



 さて、本題。今日は同調圧力についてだ。よく言う、『場の空気を読んで、回りに合わせないといけないような空気』のことだな。

 これは現代社会において非常に強力なんだ。大きくは政治や国家を動かすほどの騒動から、小さくは本日の昼ご飯や小説の日間ランキングまで、幅広いところで影響してくる。

 例えば、みんなでランチに行くとしよう。仮にだが、自分はマクドナルドで期間限定バーガーが食べたかったとする。

 でも、みんなが「えー、マック?それ無いでしょ。ギャグだよね?」って言い出したら、こっちも引っ込まないといけないよな。そういう状況に陥ったとき、どうやったら目的であるマックにたどり着けるか――そういう話だ。

 ……いや、待ってくれ。その場合は一人でマックに行けばいいだけだな。すまん。例え話を間違えた(笑)


 まあ、ぶっちゃけ結論から言うとさ。同調圧力に逆らおうって考え方は、自分を孤立させたり、結果的に自分の状況を悪くする危険性がある。なにしろこれ、基本的には偏在し、逃れられることが出来ないからだ。


 同調圧力には、大きく分けて3種類の形がある。


1.別に誰が首謀者でもないが、何となくその場に集まった人たちの趣向が凝り固まることで完成する圧力。

 つまり『いつもの河川敷で野球をやるぞ。のび太も強制参加だ』って考え方。これは取り除きようがない。全員が望んだことだからな。


2.誰か強力な権力者が、金か暴力か何らかの手段を使って作る同調圧力。

 つまり『空き地でジャイアンリサイタルをやるぞ。聴きたいよな?』って考え方。これは権力者でない限り取り除けない。逆に言えば、権力者たり得れば取り除くことは可能だ。ジャイアンを超える力を持った人物がいるだけでいい。


3.誰かをカリスマとして持ち上げることによって、その地位を借りて作り上げる同調圧力。

 つまり、『ドラえもんに頼んで、スネ夫より良い物を出してもらえるのになー』って考え方。

 ドラえもんの意思に関わらず、ドラえもんの持つ能力をのび太が勝手に拝借する形をとるわけだ。これなら自分自身に力が無くても、同調圧力を作り出せる。

 せっかくスネ夫の最新型ラジコンに夢中になっていたみんなも、22世紀のラジコンを出されればのび太についていくしかない。



 ……つまり、どうあがいても同調圧力から逃れる隙はない。というのは理解していただけただろう。特に1番目の状況は、数人の人間を集めたら必ず発生する。発生させない方法があるなら聞いてみたい。

 では、どうやったら同調圧力に負けない生き方が出来るのか。

 簡単である。孤立するか、もしくは同調圧力の支配者側に回るか。この2択だ。

 正義のヒーローが悪の怪人と戦う時、必要になるのは正義の心だけじゃない。武器と、暴力と、圧倒的な破壊力だ。力なき正義は無である。

 目には目を、歯には歯を――同調圧力には同調圧力を。

 特に上記したうちの、2番目と3番目は簡単に作り出すことが出来る。

 その作り方は――おっと、まあまあ勿体つけたい議題になってきたな。


 いや、気づいた人も多いかと思うんだけどさ。このカクヨムは『同じ議題や同じサブタイトルを連発すると、そこだけ強めに目立つ』っていう特徴があるのよ。なろうも大体同じだな。

 なので、目立たせたい話が合ったらそのセールスポイントをガッツリとサブタイトルに盛り込んで、しかも何話も繰り返すといいぞ。絶対に目立つ。

 それじゃ、あえてこの議題は次回に持ち越すとしよう。




 今回言いたかったことは、とりあえず3つだ。おさらいするぞ。

 まずひとつめ。同調圧力に対抗するなら、自分自身も同調圧力を身にまとえ。

 ふたつめ。オススメの酒を教えてくれ。

 みっつめ。そんなことより、ママチャリ無双を読んでくれ!!

https://kakuyomu.jp/works/1177354054938692953

 タイトルとか第一話とか、地味に改稿したんだ。よろしく頼む。


 それじゃ、僕は引き続き執筆するよ。みんなにお披露目するのは明日にしておこうかな。予約投稿、っと

 じゃあな。いったん休憩だ。

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