第63話 コレクション機能実装の話

 よう、古城ろっくだ。久しぶりだな。

 まあ、『ママチャリ無双』はちょっと待っててくれ。そのうち更新するさ。この作品に関しては僕もエタりたくない。

 何しろ、僕にとっては思い入れの非常に強い作品だからな。これまで代表作はずっと『チャリチャン』だったわけだが、ママチャリ無双を書き始まってから代表作が変わったと……言うつもりだった。

 まあ、知っての通り評価は高くないさ。その辺も含めて、あとで反省会とかやりたい。読者のみんなも楽しく参加してくれれば嬉しいな。


 さて、酒の話でもするか。

 最近はコスパ重視で飲む方法を考えててね。安いウォッカで適当なジュースを割るくらいが一番コスパが良いんじゃないかと思い始めた。

 え?消毒用エタノールを水で割れって?それは……さすがに嫌だよ。

 いろいろ飲んでみたけど、ウォッカのジンジャーエール割りが一番好きだな。手軽に酔える。ぶっちゃけ、2杯目以降はウォッカが入ってなくても気づかないかもしれない。

 さあ、諸君も飲んでみてくれ。そしてウォッカとジンジャーエールの割合でも当ててみてくれ。

 え?「0:1じゃないか」って?……正解だ。よく分かったな。




 じつはさ。今日は本題と呼べるような話題は無いんだよね。あえて言うなら、タイトルが本題だったくらいかな。

 つまり、ここからは完全に雑談タイムだ。




 今回、一応『《これぞ僕、古城ろっく!!》~自転車シリーズ~』って名目で、コレクションを作ってみたんだ。


https://kakuyomu.jp/users/huruki-rock/collections/16816452219425661131

 これ、3作品あって3作品ともレビューがついてるのって、何気に凄くね?自慢だぜ。

 ただ、シリーズにまとめてみたのは良いんだけどさ。これを3作品すべて読んだとして、全てを楽しめる人がいるかどうかはちょっと不安だったりする。

 例えていうなら、『ラブひな』を好きな人が『UQホルダー』まで好きになれるかどうか、みたいなところあるよね。ちなみに僕は『魔法先生ネギま!』の学園祭編くらいまで好きだったよ。まだラブコメ要素が強かった頃ね。


 僕、チャリチャンを書き始めたころはさ。日本人の多くは自転車好きだと思ってたんだよ。

 だからチャリチャンは『自転車が好きな人向け。もっと深く自転車に夢中になれる小説』を目指したんだよね。そして、そのコンセプト自体はきちんと体現できたと思っている。

 あ、もちろん「チャリチャンはまだ甘い!」とか思ったら、そう言ってくれよ。


 君たちは知らないかもしれないけどさ。日本って世界有数の自転車大国なんだよ。たしかに法整備も道路整備も遅れているけど、ほとんどの国民が補助輪を必要としない(あるいは、自転車に乗った経験を持つ)希少な国だ。

 国民一人当たりの自転車保有台数で言えば、自転車大国と呼ばれた中国をも凌駕する。そんな珍しい国なんだよね。

 ……だからこそ、僕は勘違いしていたんだ。『日本人は自転車が好き』だとね。

 実際には、『日本人は他人が持っていて自分が持っていないのが嫌い』だった。つまり、自転車が好きかどうかに関わらず、自転車を持っていないと劣っている気分になるから持つ。って心理が働いているわけだ。

 みんなが高校に行くし、みんなが自動車免許を持つし、みんながスマホを持つし、みんながLINEをやるし、みんなが流行りの歌を聞いて、みんながヒットした映画を見に行く国だ。同調圧力によるバフはメチャクチャ強い。かかれば、の話だけどね。

 君たちの周りにもいないかな?『生活が苦しい』だとか『お金が無い』だとか言いながら、スマホは高値のギガ無制限プラン。使ってる機種はiPhoneの一番いいやつ。なんでそんなの持ってるかと訊けば「みんな使ってるから」の一点張りな奴。


 まあ、いいや。

 自転車に関しても、『みんな持ってるから持ってたけど、ぶっちゃけそこまで好きじゃない』って人は多いんだ。まあ、それなら自転車にかけるお金で、もっと別な趣味をやたほうがいいと思ってしまうのが僕なんだけどね。

 ただ、自転車という素晴らしい乗り物に乗っていて、楽しい思い出が無かった人はいないはずだ(偏見による断言)。

 なので、『ママチャリ無双』って作品においては、そんな感情を呼び戻すような内容が書ければいいなと思ってやってみたんだよね。


 誰もが中高生の頃に夢見なかったかな?

「自分の自転車でヒーローになってみたい」

「自動車をぶち抜くほどの速度を出してみたい」

「クラスのみんなから注目されたい」

「どこか遠くの、知らない場所まで保護者無しで出かけたい」

「凶悪な犯罪者を自転車で追い詰めて捕まえたい」

 そんなことさ。

 ママチャリ無双は、そんな妄想をドカンと詰め込んだ作品だったりする。僕の強い意志を詰め込んだ作品で、チャリチャン以外ではほぼ唯一、自分のやりたいことを詰め込んだ作品だと言える。

 まあ、さすがに「ゾンビパニックの中で自転車を使って生き延びたい」とかは、世界観的に出来ないんだけどね。

 そんな夢妄想を、主人公を通じて実現するのが『ママチャリ無双』のコンセプトだったんだが、思った以上に上手く行かないもんだなぁって思う。

 あえて言うなら、本気でフォロー数100人とか狙ってたんだけどなぁ。思ったようにはいかないぜ。


 いったい何が足らんかったのか。それについては連載をきっちり終わらせてから考察しよう。

 それじゃ、また会おう。反省会が楽しみだな。

 今日は本当に雑談になってしまったな。すまんすまん。

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