第51話 地球が持たん時が来ているのだ? エゴだよそれは
よう、古城ろっくだ。そしてこちらが濃いめのレモンサワーの元だ。
これを、ウィルキンソンのジンジャー炭酸で割る。これが美味い!たまにはこういう安っぽい酒が妙に恋しくなるよな。……冷静に考えると、そんなに言うほどローコストでもない気がするが。
さて、本題の前にちょっと謝らないといけないことがある。前回の最後に、何か次回予告みたいなことをしたかもしれないけどさ。あれ、忘れてくれ。
というより、投稿が1か月も開いてしまっているうちに、僕自身も何を書きたかったのか忘れてしまった。何か考えてたんだけど、何だったかな?
まるで、とても楽しい夢を見て目覚めたあと、朝ごはんを食べることを優先してしまったような気分だ。
すまんな。まあ、いつもの古城ろっく節ってことで、ひとつ許してくれ。
さて、本題。
地球温暖化がどうのこうのって話は、あっちこっちで議論されまくってるよな。
これに関して、こっそりと僕の意見を述べておこうと思う。
え?「なんで古城ろっくはそんな火種じみたものを持ち込むんだ?」だって?
それは、現状の日本が無自覚に崇拝する『ことなかれ主義』に対するささやかな反抗さ。「有名人は宗教を語るな」だとか「アーティストは政治の話をするな」だとか、そういう訳の分からん押し付けが嫌いでな。
古城ろっくは自分の言いたいことを好きなだけ発信する。たとえ誰かから馬鹿にされたとしても、だ。
そもそも、それが僕の人間的価値を根本から落とすことに繋がったりはしないし、まして古城ろっくの作品が質を変える事にもならんからな。※ここ重要。
――と言い切ったところで、地球温暖化に対する僕の見識だ。
「ぶっちゃけ、どうでもよくね?」
これに尽きる。
いや、たかが気温が2、3度上昇する程度だろ。氷河期が終わったときに比べたら小さな変動さ。この程度で地球が滅びているなら、42億年だか続く歴史の中で何十回滅びてんだよって話。
――で、地球が仮に滅びるとして、その原因は人間だって言うのかい?
そんで?……人間が意識を変えていけば地球を救えるって?
あっはっはっはっは。いいね。冗談はスケールがデカくなきゃ面白くないからな。いつから人間は地球を操縦するほどの存在になったんだよ。人間ごときが地球を滅ぼせるのか?アニメの見過ぎだ。戻って来い。
いやー、しかしこの流れ、黙っていればその連中を釣ることは容易なのでな。正直、ごまかして賛成した方がいいという見解に至った。
みなさーん。地球が危機ですよー。今すぐ石油エネルギーや、火力発電、原子力発電などに頼った自動車や電車を使用しないようにしましょう!
自転車はエコロジーですよー。地球を救うのはあなたの意識です。自転車に乗ることで、CO2の排出を抑えましょう!
……まあ、果たして自動車以上に頻繁にオーバーホールが必要で、大量にチェーンルブとクリーナーを垂れ流すことになるような車体がエコかどうかは解らんけどな。
アルミなんて寿命が短いし、カーボン樹脂は再利用が効かないし、ハイテンスチールはいくらでも再利用が出来るけど、溶鉱炉と製鉄所ってどれくらいの熱量を必要とするんだろうな?なーんてことは聡明な彼らにとって興味も無い話だろう。
結論。
古城ろっくは、地球温暖化を信じていませんが、地球温暖化を危惧する団体を応援します。私利私欲のために、利用価値のあるうちは、
それにしても、最近はツイッターが地球温暖化の話題で持ち切りだなぁ。
きっとここ数年の気温上昇に対して「地球の終わりだー」とか抜かしていた連中が、急激な気温低下に焦ってるんだろう。
聡明な諸君らは知っていると思うが、令和に入ってからの異常気象は温暖化ではなく、ただの誤差レベルの変化だ。人間からすると大きな気温上昇だっただろうけど、地球規模で数千年の歴史をたどれば『よくあること』程度だろう。
それを自論の補強のために「地球温暖化だー」とか抜かした連中は、今更になって自分がデタラメを言っていたことに気づいたのさ。それでも認めたくないから、何かと不安を煽る材料を探しては大っぴらに宣伝し始めたんだろうぜ。
まあ、地球の危機かどうかはさておき、人間にとってはよろしくない状況だ。ここで判断を誤ると死ぬぞ。文明の利器をフル活用して、気候変動に対抗しろ。
これは人間が地球を滅ぼす話でも、人間が地球を救う話でもない。
気まぐれを起こした地球に対して、人間が生き残りをかけた戦いを挑む話だ。
地球は敵だ。覚えておけ。
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