チャリチャンを長文タイトル化か……私だったら
『激闘! 日本縦断無差別自転車レース! ~ロードだろうが電動だろうが、みんなまとめてかかってこい!~』
かなぁ。
・自転車レースの話である事。
・日本縦断、無差別(レースの概要)
・激闘(バトルを示唆)
・ロードだろうが電動だろうが(無差別だけでは伝わりにくいだろうから補足説明)
・みんなまとめてかかってこい!(主人公の片割れ、茜の好戦的な性格を表す)
みたいな考えで。
長文タイトルのポイントとして書かれてるやつが2つともイマイチ納得できなかった。
ネタバラシじゃなくて、どんな作品なのかを紹介するものだと思う。
売れてるキーワードは表面的な手段にすぎず、読者に「読んでみよう」と思わせるとっかかりになれば何でもいいはず。……それを手っ取り早く達成できるのが売れてるキーワードなのは否定できないけども。
あと、もうひとつ気になったのが「長文タイトルファン」という謎の概念。
そんなやついるの?
私は長文タイトルは好きだけど、長文タイトルだから好きなわけじゃないよ?
作者からの返信
迷子の犬さん、コメントありがとうございます。
『激闘! 日本縦断無差別自転車レース! ~ロードだろうが電動だろうが、みんなまとめてかかってこい!~』
個人的には好きなタイトルだし、なろうでなければ人気が出そうなタイトルだとも思いました。たとえば、ここカクヨムならきっと響くかもしれないです。
いや、タイトルの付け方に問題があるとかではなく、あの作品の内容がどう転んでも長文タイトルに向かないってところですね。いかにも自転車が好きな人に届きそうな話で、逆に言えばそれ以外のユーザーに素通りされてしまいそう。
ご納得いただけなかったようですが、実際のところ、なろうで人気の出た長文タイトルを振り返ったらどんなのがあったか?ってところが重要だと、僕は思っています。
あのサイトにはたくさんの長文タイトルがあふれているのに、トップに来る傾向はもう形作られていますので、
言ってしまえば、『流行りのキーワードを入れない長文タイトルは逆効果』と僕は思っています。少なくとも、あのサイトは読者層が固まりつつあるので。
ああ、ここまで書いていて思ったのですが、なろう系長文タイトルと、それ以外のサイト系長文タイトルで決定的な違いがあるのかもしれません。
さて、長文タイトルが好きだけど長文タイトルファンではないという、ちょっと僕にとっても引っかかるところですが、
これに関しては『ファン』という言葉の意味をどうとらえるか程度の違いだと思います。さすがに僕だって、長文ファンを自称する人間がいたり、ファンクラブがあったりするとは思っていません。
ただ、それが好きならファンでいいのでは?
違う言葉を当てはめるなら……そうですね。常連客?
コメントありがとうございました。おかげで何か見えなかったところまで気づけたような気分です。
長文タイトルには、向き不向きがありますよね。
チャリチャンはマジで台無しでしょうね。
『自転車が主人公の群像劇』って見方までありますものね。
ぼくのところもうまく行かない感じです。
チームメイトに追放されて? 冒険者やってますがw
作者からの返信
樋口さん、こちらにもありがとうございます。
自転車が主人公の群像劇、ですよね。僕は少なくともその考え方でやってきたつもりでした。伝わってて良かった。
長文タイトルで釣るなら、もっと自転車に深く寄り添わない話かな。案外そうやってハードルを下げていくことも、これから先に考えるべき計画かもしれないと思っています。
古城ろっくの次回作は、長文タイトルになるのかも……
いたもんは……どうなんでしょう?
テンプレに沿っているようで、実際には絶妙に外してくるアンチテンプレ要素を含んだ作品のように思えますからね。
改めて長文タイトルを――って思っても、たしかに意外と何も思いつかないです。
コメントありがとうございました。
チャリチャンは自分にとってはかの昔の「キャノンボール」……というよりはそのまた前の「激走!5000キロ」を思わせる話なんですよね。
その一方で「アオバ自転車店」の様な細かい自転車愛も入ってきて。
で、長いタイトルには確かに向かないと思います。というか「チャリンコマンズ」というあたりで無差別級自転車乗りの話とわかるし。
でもそれも自転車好きだから判るのかな?
作者からの返信
江戸川さん、ありがとうございます。
そうですね。本当にハチャメチャなレース展開を描かせてもらいましたし、その中で自分の好きな自転車の話をふんだんに盛り込みました。それが短いタイトルに入っているとも思います。
自転車好きが『チャリンコ』って単語を使うのって、あまり多くないですものね。この辺の単語選びにもちょっと自信があったりします。……ほとんど誰にも伝わってないでしょうけど。
でも、ここに一人伝わった人がいてくれた。それだけでも嬉しいです。
コメントありがとうございました。