第18話 間違いを謝罪するついでに、あとがきが無いと不便だって話
まず本題(珍しく)
えー、『チャリンコマンズチャンピオンシップ』の第38話、並びに『スポーツ自転車はじめたら美少女店員が『様』呼びでついてきた件』の第17話にて、意図せず間違ったところがありました。
ロードのエンド幅に対して、ママチャリのエンド幅が20mmも小さいとの表記でしたが、実際には4㎜の間違いでした。何をどうやってミスったのか僕にも解りませんが、大変失礼しました。深くお詫び申し上げるとともに、このエッセイおよび近況ノートにて謝罪申し上げます。
今回の責任は、すべて古城ろっくにあります。
再発防止に努めてまいります。今後もよろしくお願いします。
読者の皆様、混乱させてしまい、あるいは間違った知識を植え付けてしまい、申し訳ありませんでした。
さて、ここからはもう一つの本題。パラ本題。アナザー本題。
なろう時代からチャリチャン読んでくれている読者の人には分かる話だけど、実はチャリチャンって前書きと後書きが必ずあったんだよ。そこで言い続けてたのが
「この作品はフィクションです。実際の人物、地名、団体、メーカー、システム、技術、商品、能力とは一切関係ありません。また、各社や各国の技術力を示唆する内容ではありません」
みたいなやつな。
話によっては、実際に想定できる内容ではないことを後書きに記す場合もあった。例えばチャリチャンだと、
第8話にて「劇中の行為は大変危険です。決して真似しないようにしてください」
第12話にて「まあ、実際に100万もするカーボンフレームが2万のスチールフレームより先に壊れる意味が分からないですけどね。演出とストーリー上の都合ってやつです」
第25話にて「まあ、どうやってペニーファージングにアルフィーネを組み込んだのか、それは僕にも解らないんですけどね(笑)。規格違いの部品ですが、中には溶接とか板金で成立させちゃう人がいるんだよなぁ。謎技術だ。誰か知ってたら解説して」
みたいな感じで書いてたわな。
フィクションである都合上、どうしても「こうはならんだろ」ってところは出ちゃうんだけど、だからと言って実在しそうな話だけを寄せ集めると「ただのスポーツ実況」になっちゃうんだよね。
今回のエンド幅の話みたいに、物語に直接絡まない部分の修正はするんよ。特に作者が気づかなかったところに読者のツッコミが入ったりすると嬉しい。
ただ、物語に直接絡んじゃう部分にまでツッコミを入れられちゃうと、もう「大人の事情です」って答えるしかないわな。
でも、一応そこで読者に誤解を与えたくないから、毎回どこが
これが出来るのと出来ないのとでは、結構違いが出て来る。
君たち読者も思うことがあるだろう?「作者が分かってて書いてる分には良いけど、分からないまま書いているのはモヤモヤする」みたいなの。
僕も作者として、「間違いはどんどん指摘してくれていいのよ」「解ってるときは『演出やストーリーの都合です』って答えるけど、別に怒ってないのよ」って言いたい。
この手の実在する技術を取り扱った作品によくあるジレンマだよな。ファンタジー作家とかでもたまにない?こういうこと。
読者とすれ違いを起こす前にそれを書くためにも、やっぱ後書きって必要だよな。近況ノートだけだとネタバレになるところもあるだろうし。
難しいな。
さて、ここからは余談。
今回のエンド幅のようなミスがあったときって、どうしたらいいんだろうね?
なろうだと『あとがき』って機能があったから、それを使って謝罪および訂正したり、あとは活動報告を使って書いたりしてたんよ。実際に忘れられない話だと、ヘルメットの話な。魔法の話の人に訂正していただいたわけだが、あれは感謝しかない。
書籍とかだと、次の巻で訂正したうえで公式発表とするしかないわけだ。まあ、書籍化に縁がない僕には関係ない話だが。
やっぱカクヨムだと近況ノートで訂正が妥当なのかな。
マグネットだと、自分の作品に自分でコメントつけられるんよ。それで訂正するって手しかないかな。あのサイトに近況ノートないし。
セルバンテスが一番困るわな。あれ余計な機能をそぎ落としすぎてほぼ何も残ってないわ。ネクストファンタジー(ゲーム小説)を書くサイトにしたいなら、キャラクターのパラメーターやステータスを書く欄とか儲けたらいいのに。まあ、どうでもいいサイトだと思ってるから別にいいけど。
ノベルアップ+は案外ちゃんとあとがきも加えられるし、かなり使い勝手のいいサイトだなと思ってる。未知数の機能を多数取り揃えてるよな。まあ、あてにならないランキングをトップページ中央に配置するのはやめてほしいけど。
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