第22話 ゲームを(ほぼ)1人で作ると多重人格になる

どうも、つぐみです。


シナリオははるかかなたに執筆が終わり(校正とか追加ショートシナリオは終わっていない)、今は立ちはだかるイベントCGと戦ってます。


何回描いても出てくる攻略対象(当たり前である)、だんだん「なんでこんなにいるん?!」って当たり散らす原画家兼色彩指定つぐみさん。


そう、全ての元凶は45万文字ものシナリオを完成させやがったシナリオライターつぐみのせいである。


デバッカー兼スクリプト担当のつぐみも頭を抱え、さすがに厳しいということでそこは神のようなお優しい方に手伝ってもらうことにしました。

.......ごめんなさいごめんなさいイベント指定作ります字が汚くてごめんなさい。


とまあこんな感じに脳内会議は混迷を極めるわけです。


ところでノベルゲームを作るのに一体何人の人格(役割)が必要なのでしょうか。


あくまで私の場合ですが、何人兄弟なのか数えてみましょう。


①ディレクターつぐみ

製作総指揮にして司令塔、諸悪の根源。SNSにいるのはだいたいこいつ。各種連絡や必要なもの、人、を集める。


②プランナーつぐみ

ディレクターつぐみと1番近い。どういうゲームを作りたいか、ターゲット層は?コンセプトは?など詳細を煮詰めている。作業量が増えるのはだいたいこいつのせい。


③宣伝担当つぐみ

プロモーションをしたり、交流したり、とにかくいろいろやる。基本的に報われない。アニメを作れとか言ったのもだいたいこいつ。趣味はアクセサリー作り。


④シナリオライターつぐみ

被害者であり戦犯でもある。①~③の無茶ぶりに本気で答えた結果ラノベ3冊半ほどの分量を書き上げ後半のつぐみさんを地獄にたたき落とした。バチが当たって追加シナリオと文章校正、改稿をディレクターに言い渡された。ざまぁ。


⑤原画家兼色彩つぐみ

ただの被害者。チラシの裏の落書きしか出来なかったのに「イベントCG、110枚あるから、差分なし」と死刑宣告を言い渡された。最近画力が上がったと褒められて調子に乗ってる。Twitterの垢名でせめてもの反逆をしている。


⑥背景つぐみ

ただの被害者②。写真撮影が趣味。Photoshopという文明の機器でなんとか乗り切ろうとしたら「キャラが浮く」という(脳内)苦情を言われて発狂している。最近熱心に3Dソフトをいじっているようだが.......?


⑦音楽つぐみ(空席)

さすがに私に音楽の才能はない。別のところで耳コピ楽譜職人をやったりベース弾いたりギター弾いたりしてる。


⑧スクリプトつぐみ

ただの被害者③。彼が音を上げたので神に助けてもらうこととなった。Unityも吉里吉里も使えない。


⑨UIロゴデザインつぐみ

ただの被害者④。プランナーとディレクターのせいで急遽生まれた。さすがに1人では死ぬと相方を求めている。


⑩デバッカーつぐみ

今のところ暇人だが将来地獄行きが確定している。


わーお10人兄弟。


.......ほかの人たちって脳内会議しないのかな.......?


ということで今回はここまで。


それでは!





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