第7話 ゲーム2回戦
さて、BL展開の1回戦目が終了し、次は2回戦目に突入しようとしています。2回戦目も不安なまま!
「じゃ、くじ引こうか〜♪」
と、芙が呑気に言った。そして、緊張した雰囲気の中みんなくじを引く。
「お〜、俺が王様か〜」
「え、亮太なの?」
「お、嫌そうな顔をするなよ〜」
「いや、本当に嫌な予感が…」
と2人で会話をしていると、
「おーい、2人で仲良し会話はいーいから〜、亮太早く命令を〜♪」
と芙が言った。それもそうですね。はい。芙さん、美友さん本当にすみませんでした。と心の中で謝った。
「えーっと、1と2がお互いの秘密を言う。」
「はい?」
亮太の命令に3人で疑問形になった。
「ってかまた僕じゃん…」
「あ〜、そしたら空私とじゃん!」
「なら私は見守る。」
結構また僕だ。今度は芙とか…美友ちゃん何気に楽しそうだな…
「それじゃ、私から〜空は〜中学校の頃に〜放課後クラスに誰もいない時に〜技名を〜」
「あぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「おい!そこの班!うるさいぞ!」
「あ、すみません…」
芙が僕の中学時代の黒歴史を話したので大声を出したら先生に怒られた。すみません、本当に…
「まぁ、まぁ何となくわかった。」
と、亮太が言った。亮太と美友ちゃんは苦笑いしていた。あー、死にたい…
「次は僕の番だ…芙は中学時代に寝ぼけて僕と亮太に泣きながら泣きついて…」
「ぃぃぃぃぃぃやぁぁぁぁぁ!」
「だから!うるさいと言っているだろうが!」
「すみません…」
と、さっきとは逆パターンだ
「み、みんな中学時代は色々あったのね…」
と美友ちゃんは苦笑いしながら言った。
「じゃ、じゃ3回戦と行こうか…」
この時、僕と芙は魂が抜けたみたいに元気がなかった。亮太恐るべし…と2人で思っていた。命令を2回も受けてる僕のメンタルは砕けそうだった…
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